Wi-Fi

一番繋がるWi-Fiルーターは?規格別の無線LANの特徴の違いと選び方

皆さんは「なんだかこのお店のWi-Fiに繋がりにくい、、、」という経験がありませんか?

実は無線LANルーターにはいくつかの種類(規格)が存在しており、それぞれによって回線の強さや繋がりにくさなどの個性があるんです。

お店にあるWi-Fiは変えられませんが、これからWi-Fiを購入するのであればしっかり繋がるWi-Fiルーターを購入したいですよね。

ちなみに、私は今年に入ってから3台の無線LANルーターを買ってます。
本当に買うべき無線LANルーターは自分の家の構成や用途によってちがうもの…

会社によってWi-Fiの繋がりやすさは異なりますが、実は使う電波の周波数帯(規格)によっても繋がりやすさ、回線速度が異なります。

今回はそんな規格によるWi-Fiの特徴を紹介していきますので、Wi-Fiの購入・買換えを考えている人は参考にしてみてください!

 

ポケットwifiのカテゴリー分け

ちなみに我が家では

1台のルーターに繋げている機器

・iPhone 5台
・iPad 1台
・PC 2台
・TV 1台
・ニンテンドーDS 2台 など

我が家では常に10台ほどが無線LANルーターにつながっている状況です。
甥っ子が遊びに来るともっとですね。

最近はAmazon EchoやHome Podなどスマートスピーカーの台頭など
インターネットに対応した家電が増え続けています。

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よく聞くWifi関係の用語の意味

ヨンダリ
ヨンダリ
これであなたも無線LANルーター語学博士☆
小難しい用語をわかりやすく説明します
  • 無線LANルーター / ルーター / Wifiルーター

厳密には違う意味ですが、一般的には全部同じ意味。全て「Wifiを飛ばす機械」の意

ヨンダリ
ヨンダリ
どの単語でも家電量販店で店員さんに言ってもほぼ100%通じます

本当の意味を知りたい人はこれ↓
無線LAN
:ケーブルがなくてもインターネットに接続できるLANシステムのこと

ルーター:インターネットに接続するための装置。ネットへの接続を円滑に行えるように働いてくれます。
Wifiルーター:Wi-Fiと電波でのやりとりをして、LANとの仲介を担っている機器です。無線LAN親機と言ったりもします。

 

  • SSID

自分の家のルーターの名前のこと。
自分の家だからといっても隣の家の電波は飛んできます。なのでどのWi-Fiを利用するか分かるように存在しているのがSSID。英数半角文字の最大32文字で名前がつけられています。

ちなみに、SSIDを見ればどこのメーカーの無線LANルーターを使っているか分かります。分かってもどうしようもないのですが。

NEC製…aterm-XXXXXX-a
エレコム製品…elecom2g-XXXX
バッファロー製品…Buffalo-XXXX
アイ・オー・データ製品…Airportxxxxx

 

  • IPv6 / IPv4

気にしなくてOKです。
いやホントに。

IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)対応!なんて書いてあっても無視してOKです。
IPv6に対応していると速度が速くなることもありますが設定が面倒だったり、設定しても速度が遅くなったり…
ヨンダリ
ヨンダリ
IPv4とかIPv6とか書いてあってもスルーしよう(説明放棄)
  • bps(Mbps/Gbps)

1秒間に転送できるデータの量1bpsよりも2bpsというように、数値が大きいほど速度は早いです。

大きい数値になる場合は
1000bps=1kbps(キロ)
1000kbps=1Mbps(メガ)
1000Mbps=1Gbps(ギガbps)
で表します。

早ければ早いほうが良いのですが…

騙されちゃダメ。

この数値はあくまでも理論値(実際にはこんなに出ない)
契約しているインターネットの回線速度が遅いと何の意味もない
のであんまり気にしなくてOK

  • 無線LANの規格分類

無線LANの規格は

・11n
・11a
・11g
・11b
・11ac
・11ad
・11ax

の7つがあり、それぞれの規格によって2.4GHz・5.0GHz・60GHzと周波数帯が異なります。

無線LANが一番初めに使っていた周波数帯は2.4GHzでしたが、2.4GHzは他の家電(電子レンジやBluetooth)と電波干渉して通信速度の妨げになる可能性があるため、それを解消するために登場したのが5GHz周波数です。

規格によっては2.4GHzと5.0GHzの2種類の周波数が出るルーターもあります。

ヨンダリ
ヨンダリ
「11ax対応」と書いてあったら最新の無線LANルーター。でもまだまだ「11ac」で全く問題なし

周波数帯がちがうとどうなるのか?

2.4GHz・5.0GHz・60GHzの3種類の周波数帯にはそれぞれ強み弱みが存在します。

2.4GHz メリット:障害物に強く部屋をまたいでも電波が入りやすい。

デメリット:2.4GHzの周波数はWi-Fi以外にも多くの機体が使っているため、電波干渉が起こりやすく、通信速度が低下しやすく不安定。

5.0GHz メリット:無線LAN専用の周波数帯なので、家電製品などの電波干渉は少ない。

デメリット:障害物に弱く、電波の通信距離が短い。そのため部屋をまたいだり、階が違うと電波が入りにくい。

60GHz メリット:無線LANの中でも使用されることが少ない周波数帯のため、他の機体の電波干渉を受けにくい。

デメリット:もっとも障害物に弱く、部屋が異なると電波が繋がりにくい。

そしてさらに規格により、使える周波数帯・通信速度が大きく異なります。

規格(ルーター) 周波数帯 最大通信速度
11b 2.4GHz 11Mbps
11g 2.4GHz 54Mbps
11a 5GHz 54Mbps
11n 2.4GHz 600Mbps
5GHz
11ad 60GHz 6.8Gbps
11ac 5GHz  6.9Gbps
11ax 2.4GHz 9.6Gbps
5GHz

 

あまり気にしなくて大丈夫!

「11acか11ax」と書いてあるルーターを買えば問題なし!
(最近売ってる無線LANルーターはたいていこれ)

じゃあ何を見て買えばええねん!と心の中で関西弁ツッコミをしたそこのアナタ

ヨンダリ
ヨンダリ
ココだけ読んでおけば安心

 

無線LANルーターを買うときの本当に重要なポイント

①自宅の広さ(カバー範囲) ★★★★★

マンション/アパートなのか、平屋の戸建てなのか、3階建の戸建てなのかで必要になってくる無線LANルーターは全く違います。1Kのアパートよりも3階建の戸建ての方が強い電波を飛ばす必要があるので無線LANルーターの価格も上がります。

がしかし、後述する規格による速度よりも電波が弱いことによる速度低下の方が断然影響を受けます。地下鉄に乗ったり地下の居酒屋に入ると電波が弱くてなかなかLINEの画像が送れなかった経験ないですか?それです。

2LDKだけど3~4LDK用の無線LANルーターを買う、
2階建ての戸建てだけど3階建て用の無線LANルーターを買う、というスタイルが1番間違いが有りません。

②接続台数 ★★★★

オススメは 人数の5倍以上 の接続台数に対応していること。
スマホにゲーム機、TVやタブレット、パソコン…

今後もどんどんインターネットに繋がる家電が増えること見越して接続台数には余裕をもたせると良き。


③規格(速度) ★★★

前述しましたが、1番一般的で主流なのは「11ac」です。家電量販店に売っている家庭用の無線LANルーターの9割位がコレに対応しています。ですので、ほとんど気にする必要はありません。

じゃあ、どの無線LANルーターがおすすめ?

高速接続・2階建以上の家庭におすすめなルーター

  • 少しでも高速接続を求める方
  • 同時接続台数(同時利用人数)が多い方
  • 一軒家など階が分かれている(2階建以上の)方

におすすめなルーターを紹介します。

NECならAtermシリーズである【Aterm WG2600HS】がおすすめです。

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接続可能デバイスは18台・通信速度は1.7Gb
金額は12,000円程度です。

 

Buffaloなら【WSR-A2533DHP2-CB】が最新規格をサポートしている機種です。

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接続可能デバイスは18台・通信速度は1.7Gb
金額は11,000円程度。

どちらも3階建てまで対応していますので、現在「家の中で繋がらない部屋がある」という人におすすめのWi-Fiルーターです。

ルーターを変えても通信速度が劇的に早くなるわけではないよ!

ただし、古い規格のものを使用している場合は新しいものにすることによって速度の向上は望めます。

 

安く・3人以下での利用を考える方へおすすめなルーター

  • 家がマンションなど階が分かれていない方
  • 接続台数が9台以下の方

はもう少し安価なものでもいいでしょう。

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接続可能デバイスは9台・通信速度は869Mb(0.8Gb)

と若干性能は劣るものの
金額は3,000円程度と非常にリーズナブルになります。

 

ゲームをたくさんする人におすすめのルーター

オンラインゲームをする場合はWi-Fiのスピードは非常に重視したいポイントですよね。

タイムラグが起きて思ったように楽しめない!となるのはゲーマーにとっては苦痛意外のなにものでもないでしょ。

ストレスなくゲームを楽しむのにおすすめしたいのはこちら。

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ヨンダリ
ヨンダリ
7,800円程度でストレスからの開放!安くない?

 

出張が多い人へおすすめ

おまけ情報としてなんですが、出張が多い人は持ってて損のないWi-Fiもご紹介!

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これは何かって?

ちいさーなWi-Fiですよ。

最近のビジネスホテルはどこも無線LANが飛んでいることが多いですが

・パスワードがあって入力が面倒くさすぎ。
・そもそもパスワードどこに書いてあるん?
・パスワードないの?セキュリティどうなっとるん。
・折角無線LANに繋げたのに通信速度遅すぎワロタ

ってなったことないですか?

日本3大ビジネスホテルチェーンは有線LANも対応

そんなときに、ちびファイ3を有線LANケーブルを挿してコンセントに挿すだけ

パスワード入力不要&セキュリティも万全&スピードもより無線LANより速く接続することができます

価格も3,000円以下と比較的安く、そして68gと軽量。

マジで持ってて損ないです。トラベラーには超おすすめ。マジで。

ヨンダリ
ヨンダリ
僕みたいに器用な方は3秒
ちょっと不器用な方でも5秒あればできます

ヨンダリ
ヨンダリ
同志よ。。

まとめ:

Amazonなどインターネットで無線LANルーターを探しても
ヤマダ電機やヨドバシカメラで無線LANルーターを買いに行ってもめちゃくちゃ種類のある無線LANルーター。こんなに数必要ある?って毎回思います。

①自宅の広さ(カバー範囲)

②接続台数

③規格(速度)

この記事で紹介したルーターは人気商品で度々品薄になります。ですが万が一売り切れでも、この3つのポイントに注意して探せばOKです!無線LANルーターのシェアはバッファローがTOPなので、数が多くて絞りきれない!という方はメーカーを絞って探すのもアリよりのアリ。

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