「格安スマホにしたいけど、自宅にWi-fiがなくても大丈夫なのかな?」
格安スマホは単体でもネットもメールも電話もできるので基本的には不便なことはないんですけど、やっぱ自宅にwifiがあるのとないのとでは大きな違いがでます。
この記事で、「Wi-fi」と「格安スマホ」の関係についてまとめてみましたよ。
Contents
格安スマホの契約そのものにWi-fiは関係ない!

まず前提として、格安スマホの契約にWi-fiは必要ありません。
ウェブ上で格安スマホを申し込んだら自宅にスマホとSIMが届くので、それらをセットすれば格安スマホはインターネットに繋がります。Wi-fiがなくてもメールも電話もネットも使えます。
もちろん、申し込みのためにインターネット回線は必要になるので、別のスマホを使うか、どこか別の場所(友人宅、カフェなど)でWi-fiを借りる必要はあります。あるいは店頭での申し込みもできます。
格安スマホも大手キャリアのスマホも、基本的には変わりない
この記事では「格安スマホ」と「Wi-fi」の関係について書いていますが、基本的には格安スマホもドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアのスマホも大差はありません。
格安スマホと大手キャリアのスマホの違いは月々のデータ利用量ですが、格安スマホでも10GB、20GBの契約にすることはできますし、大手キャリアのスマホでも5GB、3GB契約もあります。
以下に書く「自宅にWi-fiがない人の注意点」ですが、10GBや20GBもデータ通信量がある人は気にしなくて良い場面もありますが、月々のデータ利用量が3GBや5GBだと、格安スマホでも大手キャリアでも関係なく注意する必要がある点と言えます。
自宅にWi-fiがない人が注意する3つのポイント
格安スマホでも大手キャリアスマホでも、自宅にWi-fiが通ってない人は、以下のような点に注意しながら使うことをおすすめします。
いずれにしても「データ利用量が多すぎて、月間利用量をオーバーしてしまう」か、「ネット速度が足りなくて、操作を完了できない」のいずれかのトラブルに見舞われてしまうことでしょう。
アプリのダウンロード
スマートフォンは、アプリをダウンロードして機能を追加しながら使うものですが、アプリをダウンロードするときはWi-fi環境がおすすめです。
容量の小さいアプリであればWi-fiでない環境でもよいのですが、容量がある程度以上大きいアプリだと、ダウンロードすることで多量のデータ利用量を消費します。
複数のアプリをダウンロードしていると、あっという間に月間利用量に到達してしまいます。
あるいは、あまりにもデータ量の大きなアプリは(ゲームアプリに多い)、「インターネット速度が足りないため、ダウンロードできません」という表示がされ、ダウンロードができない場合もあります。
自宅にWi-fi環境がない場合、これらのダウンロードは、Wi-fi環境がある場所で行うのがおすすめです。
動画の閲覧
次に注意して欲しいのが、動画の閲覧です。
YouTubeやNetflixなどの動画アプリで動画を視聴すると、他のアプリとは比較にならないほど多くのデータ量を消費します。
特にYouTubeは、自分が意識しなくても30分、1時間とあっという間に動画をみてしまいます。外出先でも動画を視聴することはできますが、できるだけ短い時間に留めましょう。あっという間に多くのデータ利用量を消費してしまい、月間利用量をオーバーしてしまいます。
あるいは、NetflixなどのアプリはWi-fi環境のあるところで動画をダウンロードしておき、ダウンロードした動画を外出先で視聴するようにしておけば、データ利用量を節約することができます。
SNSのやりすぎは注意
TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSは、タイムラインに日常的に写真や動画が溢れています。
これらが画面に表示されるたびに、多くのデータ量を消費しているので、あまりにも長時間SNSを利用していると、データ利用量はあっという間にオーバーしてしまいます。
適度(1〜2時間程度)の利用であればよいのですが、数時間を超えてSNSをWi-fiの無い環境下で閲覧するのは、おすすめしません。
ネット利用のうちの大半がSNS利用の方の場合は、SNSのカウントがされない格安SIMを選ぶのもおすすめです。

雑誌、漫画のダウンロード
今は電子書籍アプリは複数登場し、読み放題サービスも増えたので、雑誌や漫画をスマホやタブレットで読んでいる人も多いと思います。
雑誌は写真の塊のようなものですし、漫画も大量の画像なので、これらをダウンロードするときは大量のデータ通信を必要とします。文章のみの書籍でもデータは消費しますが、雑誌や漫画ほどではありません。
できれば雑誌や漫画のダウンロードはWi-fi環境で行い、外出先で閲覧するようにした方がよいでしょう。
本体OS、アプリの更新
あまり気づきにくいのですが、スマホ本体の更新、アプリの更新にも多大なデータ量を消費します。
ほとんどのスマホでは、本体やアプリの更新はWi-fi環境下でのみ行われるような設定になっているので心配はありませんが、Wi-fiの無い環境下で更新は行わないようにしましょう。
逆に言うと、ずっとWi-fiの無い環境下で過ごしていると、本体やアプリの更新がされないまま時間が経っていきます。それでは、アプリの新機能が利用できないなど不便なこともあるので、定期的にWi-fiのある場所で本体やアプリの更新をすることをおすすめします。
Wi-fiは、理想は光回線だけど、ポケットWi-fiでも十分
ここまで紹介していた「Wi-fi」は、基本的には自宅に光回線を通して、Wi-fiルータを使っているWi-fiのことを指しています。光回線であれば、速度は申し分ないし、月間利用制限もないので一番理想的です。
しかしポケットWi-fiでもある程度の速度はありますし、最近は利用量の大きいものも増えています。ポケットWi-fiでも、上記のようなアプリのダウンロードや更新、動画の視聴やダウンロードはできます。
格安スマホを利用するほとんどの方は、ポケットWi-fiでも困ることは少ないでしょう。
2019年のおすすめポケットWi-fiについてはこちらでまとめています。

格安スマホを使うには、日常的にWi-fiを使える環境がある方がいい

以上が、Wi-fiのない状況で格安スマホを使う場合の注意点でした。
まとめると、
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Wi-Fiがない場合
- アプリのダウンロードできないことがある
- 動画の視聴しすぎは辞めよう!
- SNSの使いすぎに気をつけよう!
- 雑誌、漫画のダウンロードはできればWi-fi環境下で!
- 本体OS、アプリの更新もWi-fi環境下で!
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以上のことを気をつけていると、Wi-fi環境がなくても格安スマホを自由に使うことができますが、やはりWi-fi環境があった方が、スマホは快適に使うことができます。
データ利用量など気にせずに動画はたっぷり見たいし、SNSも思う存分楽しみたいし、新しいアプリも試してみたいのが多くの人が思うことではないでしょうか?
理想的には自宅に光回線を引いて、Wi-fiルータを経由してWi-fi環境を整えることですが、時間もお金も多額にかかります。
ポケットWi-fiであれば手軽にWi-fi環境を手に入れることができますし、月間利用料金も光回線より安くすみます。持ち運ぶこともできるので、外出先のカフェでパソコンに繋げることもできます。
ポケットWi-fi導入を検討する場合、ぜひWi-fi比較記事を参照ください。

一方の光回線は、少し手間と料金がかかるとはいえ、ポケットWi-fiよりもネット速度が早く、安定しており、データ通信量もほぼ無限なので、インターネットコンテンツをフルに利用することができます。
あなたの理想のライフスタイルに合わせて、Wi-fi環境を取り入れてみてくださいね。