格安sim

MVNOとは?キャリアから乗り換えるならおすすめのはこれだ!

MVNO、って聞いたことありますか?格安SIMについて調べていると、よく出てくるワードですよね。
以前の僕は、格安SIM=MVNOという風に考えていたのですが、調べているうちにどうやら違うということを知りまして。
結構、そういう風にごっちゃになっている人も多いのではないでしょうか。僕だけ?いや、いるよ絶対!
ということで、僕みたいな勘違いをしている人、MVNOが全くわからないという人向けに、MVNOについてまとめてみました。

MVNOってどういう意味?

まず、MVNOってどういう意味なのか解説していきましょう。
こういうアルファベットの羅列は、だいたい決まって何かの頭文字を取ったものです。MVNOもそれに漏れず、
Mobile Virtual Network Operator
の頭文字から取って略した言葉です。日本語訳は、「仮想移動体通信事業者」となっています。なんのこっちゃ。
一方の大手キャリアはMNO(Mobile Network Operator)と呼ばれています。和訳は「移動体通信事業者」。
ここでいう「移動体通信」とは、片方、または両方の端末が移動することが可能な状態で行われる電気通信のことを指すそうです。つまり、携帯電話との通信の事ですね!
大手キャリアは、この携帯電話を使う際の通信サービスを提供している業者なので、単に移動体通信事業者と呼ばれています。
対して、MVNOにはVirtual(仮想)という言葉が付いていますね。何が仮想なのかは、次で詳しく説明します。

MVNOは自社製インフラを持っていない

MNO、つまり大手キャリアは自社で電気通信用のインフラを持っていて、それを利用した通信サービスを提供しています。
しかし一方のMVNOは、こういったインフラを自社で持っていません。
「じゃあ、どうやってユーザーに通信サービスを提供してんねん!?」
という話ですが、答えは簡単。大手キャリアから、回線を借りてそれをユーザーに提供することで営業しています。
昔、ありませんでしたか?ゲームや漫画を貸したら、そいつが他の友達に貸してる現象、いわゆる又貸し。これされたら、普通「お前、何人のもの勝手に貸してんだよ!!?」とキレるわけですが、なぜスマホ業界でこのような行為が許されているのでしょうか?
実は、電気通信事業法の第三二条にこういった文章が記載されています。

(電気通信回線設備との接続)
第三二条 電気通信事業者は、他の電気通信事業者から当該他の電気通信事業者の電気通信設備をその設置する電気通信回線設備に接続すべき旨の請求を受けたときは、次に掲げる場合を除き、これに応じなければならない。
  1. 電気通信役務の円滑な提供に支障が生ずるおそれがあるとき。
  2. 当該接続が当該電気通信事業者の利益を不当に害するおそれがあるとき。
  3. 前二号に掲げる場合のほか、総務省令で定める正当な理由があるとき

ちょっとわかりづらいですが、要は他の通信業者から「回線を貸して!」という要請があれば、特別な理由が無い限り断れない、という法律です。この法律のおかげで、MVNOは存続できているわけですね〜。

ワイモバイルはMVNOでは無い

ちなみに、格安SIMの一括りに数えられるワイモバイルですが、前身はかつてPHSの通信事業を展開していたウィルコムと、こちらも以前に携帯電話通信事業を行っていたイー・モバイルです。
ワイモバイルは、ウィルコム&イー・モバイル時代に運用していたインフラ設備を所持しているので、カテゴリーとしては自社でインフラを持つMNOということになります。
ちょっと、特殊な例ですね。

ドコモ回線を利用しているMVNOが多い!

で、いろいろMVNOについて調べていくと、一つ気になる点が出てきます。
上で解説した通り、MVNOは大手キャリアの回線を借り受けて通信サービスを提供しているのですが、大手キャリアといえばドコモ・au・ソフトバンクの3社ですよね。MVNOは、この中から自由に選んでいいはず!しかし、
選ばれたのは、ドコモでした。


これ、なんででしょうね?確かに、大手キャリアという括りでありながら、シェア率のおよそ半数がドコモという圧倒的人気ではありますが。
理由は大きく分けて3つあり、

  1. 回線利用料金が3社の中で一番安い
  2. ドコモが早い段階から、MVNOへの回線貸し出しを行っていた
  3. ドコモの回線方式が比較的シンプル

1番目の理由は実に単純ですね。回線を借りる料金が安ければ、それだけ自社の通信サービスを安く提供できるようになります。
格安SIMは、そのリーズナブルな料金設定が大きなセールスポイントです(プランによっては、大手キャリア並もありえますが)。回線のレンタル料は、できるだけ抑えたいというのは当然ですよね。
2番目は、信頼性の問題ですね。
すでに実績として、数多くのMVNOにインフラの貸し出しを行っており、これから参入する新規MVNOも安心して回線を借りることができます。
3番目はシステムの都合上の問題。
携帯電話の通信方式には、音声通話用のW-CDMAやCDMA2000、データ通信用のLTEやAXGPなど様々な種類があります。格安SIMで提供しているSIMフリースマホはどの通信方式でも利用できるわけではなく、対応している方式でなければ音声通話やデータ通信が利用できません。
ドコモが音声通話に採用しているW-CDMA方式、データ通信に利用しているLTEは、非常にシンプルな構成で対応しているSIMフリースマホも幅広いです。
このことから、多くのMVNOはドコモを選択しているというわけです。

MNVOが利用しているキャリアによって何が違うのか

一番影響があるのは、大手キャリアからそれまで使用していたスマホ端末をそのまま格安SIMで使う場合です。
ドコモで使っていたスマホはそのままドコモ回線を利用している格安SIMで、au、ソフトバンクも同様にそれぞれの回線であればそのまま使用することができます。
しかし、もし違う場合は、SIMロック解除という手続きを行わなければなりません。
大手キャリアで購入できるスマホには、他のキャリア回線で利用できないようにあらかじめロックが施されています。これがSIMロックです。
大半の格安SIMがドコモ回線なので、auやソフトバンクユーザーはこのSIMロック解除を強いられる可能性が高くなります。
SIMロック解除は、買ってすぐには解除することができない場合が多く(ドコモは購入日即日から、auとソフトバンクは購入から180日経過しなければならない)、また手数料として3,000円ほど必要です。

おすすめMVNOはLINEモバイル!


上の話に当てはめて解説すると、LINEモバイルはドコモ回線を利用している格安SIMです。
つまりau・ソフトバンクユーザーは、SIMロック解除をするか、新規でスマホ端末を購入する必要があります。あしからず。
LINEモバイルは、あの通話アプリLINEを運営しているLINE株式会社が提供している、LINEに特化した格安SIMです。LINELINEによるLINEのための格安SIMというわけですね!
いったい何がLINEに特化しているのかというと、

  • LINEのID検索が利用できる!
    →LINEのID検索ができる格安SIMは、LINEモバイルだけ!
  • LINEのやり取りで発生したデータ容量が月々の容量制限に含まれない!
    →容量を気にせずLINEを使い放題!
  • LINEポイントが貯まる!
    →LINEスタンプなどのLINE内コンテンツの購入に使える!

と、とにかくLINEが使いやすいです。
他にも他社に見られないサービスとして、LINEモバイルを利用している友達に余ったデータ通信量をプレゼントできる、というシステムもあります。家族内でデータ通信量を分け合えるのはよくありますが、友達にプレゼントできるというのはLINEモバイルくらいです。
また、最安のデータ通信専用で月々500円の激安プランや、LINE MUSICのデータ消費が0になり使い放題になるプランなど、用途に合わせて幅広いプランが用意されているのも魅力です!
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