離婚した亭主が幾多あった浮気の中のひとつでできていた娘を引き取ることになり家族になる。
な、な、なれるの?家族に?
なれるかもしれませんが、一筋縄ではいかないようです。
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「私・空・あなた・私」あらすじ
14歳の鈴木れもんは、ある日「安達家」に引き取られる。
「安達家」とは、父親の本妻・胡桃と異母姉妹の林檎、杏が暮らす家。
実は、れもんは父親の浮気で出来た子なのだ。
新しい「家族」の中で、れもんの暮らしは始まる。
そんな中、庭の剪定にやってきた植木職人・イズミ。女4人暮らしの「安達家」に何かと関わってくるこの男だが…。
いくえみ綾があたたかく照らし出す、ドラマティック・ストーリー!!

「私・空・あなた・私」を読んで

子供が子供のままでいられるのは何歳までなんでしょうね。
何歳までというくくりではなく、大人のイヤなところが見えたときに子供は「子供」というカテゴリーから外れるのかもしれません。
れもんの不自然に明るい笑顔・・・その笑顔は心の中に誰にも言えない黒いものを抱えていて、でも人にバレないように隠している、そんな笑顔に感じます。
そしてその黒い笑顔を表現できるいくえみ綾はやっぱりすごい。
子供を捨てるのはあたしには理解できないから
なんかよくわかんない理解できない人でよかった理解できないってことが理解できた
れもんを捨てた実母に会ったれもんが現在の育ての母の胡桃にこう言います。
これは子供には言えないセリフです。
そんな大人たちの織り成す物語にラスト近くになり、大人なのに子供のまま時間が止まってしまっていた胡桃の元亭主が出てきて・・・。

ストーリー
画力
魅力
笑い
シリアス
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