”いくえみ男子”という言葉をご存じでしょうか?
少女漫画を読まない人には何が何だかわからないでしょうが、いくえみ綾の漫画に登場する男性キャラクターのことです。
見た目は塩顔系のスラリとした今時体型で内面はもやもやと悩み事が多い男子、いわゆる女性があこがれる王子様ではない男性キャラクターのことをいくえみ男子と呼びます。
普通にどこにでもいる男の子、AKB48とコンセプトが似ていますね。
等身大のリアル、それがこの漫画・・・なんですが非現実なところがあるんです。
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「トーチソング・エコロジー」あらすじ
売れない役者・清武迪(きよたけすすむ)のアパートの隣の部屋に引っ越してきた、元同級生の日下苑(くさかその)。
そして迪だけに見える謎の少女。
彼女たちの歌が、迪の日常を揺り動かしていく……。
この世の片隅で紡ぐハーフビター・ラブソング。

「トーチソング・エコロジー」を読んで
等身大のリアルな男女が登場する物語なのに、誰にも見えずスー(すすむ)にだけ見える謎の少女。
幽霊に近しい存在のようですが幽霊という言い方をしていないし、確かに幽霊ではないのかも。

亡くしてしまったものが形になって現れたとしたら「幽霊」なんていう簡単な言葉で片付けられるものではないんでしょうね。
しかし・・・カテゴリ的にこのお話をBLと捉える人がいて少しびっくりしました。
確かに男性間で友情を超えたラブなエピソードはありますが、そこだけをピックアップして「軽めだけどBL」と言ってしまうのはどうなんでしょう。作品紹介として適さないような気がするのですが。
そして二度と会えないと思っていた人に再び会えるのは幸せなことなんでしょうか?またいなくなるとわかっていても会いたいのかどうか・・・
たったの3巻で考えさせられることは深すぎる。
ストーリー
画力
魅力
笑い
シリアス
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「トーチソング・エコロジー」を読んだ人におススメ

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