「男女間の友情は存在するのか?しないのか?」
人間にとって永遠の問いかもしれません。
恋と友情の狭間で揺らぎながら過ごしていく生活にもやがて終止符がうたれる日がくる・・・のか?
[itemlink post_id=”29139″]
三角関係、と簡単な言葉で表してはいけないんでしょうね、きっと。
「太陽が見ている(かもしれないから)」あらすじ
友達とどこか違うと感じている岬。
クラスで浮いている楡。
中3の2人は席替えがきっかけで、急速に仲良くなっていく。
春、同じ高校に進学した岬と楡は、フラットハウスに一緒に住むことに。
そんな2人の前に、楡の幼なじみ・日帆が現れて…。
3人の関係が動き始める!!
【同時収録】いくえみさんちの白い犬 番外編

「太陽が見ている(かもしれないから)」を読んで
普通の子が普通にしているのは何も考えずにいるからではなく、考えた結果「普通」にしているのだ、といくえみ綾は訴えてきます。
義父とうまくいかない岬、家庭環境のために暗くならなければいけなかった楡、その楡の家族に家庭を壊された日帆。
それぞれが抱えている悩みは本人にとって深く暗いものですが、周りにわかってくれないのなら「普通にしていること」が生活する上で一番良いのではないか。
身近にそんな深く暗い悩みをわかってくれる人が1人でもいればいいのではないか。
しかし理解してくれる人が異性か同性かでまた悩みを増やすことになるのかもしれません。

題名の「太陽が見ている(かもしれない)」終盤でその意味がわかります。
「お互い」と言ったときの岬の気持ちを思うと辛すぎる・・・のですが、太陽はやはり常に人を照らしているものなんですよ。

ストーリー
画力
魅力
笑い
シリアス
[itemlink post_id=”29139″]
「太陽が見ている(かもしれないから)」を読んだ人におススメ

漫画好きのあなたにはコチラもおすすめです!


