脳腫瘍で入院した双子の弟のために、毎日病室で踊ることで勇気づけていた姉のすばる。
弟のために踊ることがいつしか自分にとってなくてはならない大事なものになったのに、それが一生の傷になるとは・・・
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バレエ漫画とはいえ「心」を深く描写した漫画です。
Contents
「昴」あらすじ
すばると和馬は双子の小学3年生。
すばるの誕生日、クラスメイトの真奈たち3人が、すばるにプレゼントを持ってきた。だが、彼女たちの本当の目当てはすばるではなく双子の弟・和馬。けれども和馬は入院していて状態が良くないため、すばるは会わせるのを渋る。それでも強引に病室へ行った真奈たちが見たのは、脳腫瘍が原因で記憶障害を起こし、言葉すらほとんど解さなくなってしまった和馬の姿だった。
そんな和馬の意識をなんとか取り戻させたいすばるは、その日の出来事を躍りで伝えようと、毎日病室で懸命に舞い踊っていた。

「昴」を読んで
なんでしょうね、この画力。
決して上手い絵とは思わないんですが、迫力に圧倒されてしまうのです。

作者の曽田正人は「バレエの前にすばるが居た」と言っています。
昴、そのあとに続く「MOON」と両作ともに宮本すばるの伝記になっているのです。
そして昴では「青い炎」を描きたかった、と。
まさに「青い」
迫力の絵から熱気というものは感じられず、熱く滾るというよりはただ訴えかけてくる、と感じます。

バレエ漫画としてみればかなり荒唐無稽な物語ではあります。
天才を描くとぶっ飛んだ話になるのは仕方がないのかもしれませんが、それでも一気に読ませるのはさすがです。
ストーリー
画力
魅力
笑い
シリアス
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「昴」を読んだ人におススメ
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すばるのトラウマとも呼べる出来事が解決するよ
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