目玉焼きにはソースですか?しょうゆですか?
人の数だけ目玉焼きにかける調味料の数があると言いますが・・・
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ケチャップは理解できないんですよね。
Contents
「深夜食堂」あらすじ
歓楽街の端にある小さな店『深夜食堂』。営業時間が夜の12時から朝の7時頃までだから、みんなが勝手にそう呼んでいる。
そこは、メニューはわずか、あとは食べたいものを勝手に注文すれば、作れるものならなんでも作ってくれる変わった店だった…

「深夜食堂」を読んで
深夜0時から朝7時まで開いていて、メニューに無い料理も材料さえあれば何でも作ってくれる「深夜食堂」に来るお客さんと店主の人間模様を描いている作品です。
1話ごとに「一晩置いたカレー」や「猫まんま」などテーマになる料理が登場し、それに纏わるお客さんの話に焦点があたります。
グルメ漫画というカテゴリーながら料理が主役ではなく、あくまで深夜食堂に訪れる人たちの脇を固める役目に徹しているというのが新鮮でした。
新宿に存在する深夜食堂こと「めしや」が舞台、いかにもなルックスのマスターが大のヤクザ嫌いという設定も面白いです。
絵はお世辞にも綺麗とは言えず、料理の描写も別段「美味しそう!」というものではありません。
しかし、お酒とおでんをキュッとやっているダイエット中の女性やご飯に鰹節と醤油を垂らした「猫まんま」を美味しそうに食べている売れない演歌歌手の女性を見ていると思わず自分も食べたくなってしまいます。
グルメ漫画だけに味のある、人情ものとマッチした絵柄のようにも思えます。
メニューは豚汁定食とビール、酒、焼酎のみというシンプルさ。
しかしマスターが作れる料理なら何でも…という営業方針も素敵です。

グルメ漫画とはいえ、主に焦点が当たっているのは料理では無くお客さんの話です。
料理漫画というよりは落語のような人情話がたくさん出て来て1話完結なので気軽に読めます。
読み終わった後ほんのり心が温かくなるなような、人情味たっぷりの作品で面白く、夜寝る前やテレビCMの間のちょっとした時間に読んだりするのに最適です。

お客さんがメニューにない料理を注文するたびに「どういう理由でこの料理何だろう」と想像して楽しむこともできます。
メニューになくても甘い卵焼きやウインナー炒めなどをサッと作って常連たちに出すあたり、そもそもマスターに作れない料理などあるのか疑問です笑
マスターなら何を注文しても出してくれるという安心感があります。
どんな人間にも思い出の料理、思い出の味があるということがよくわかる作品です。
本当にこんな店があったら行きたいですね。
ストーリー
画力
魅力
笑い
シリアス
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