世間一般の人との「ロマンス」が叶わなかったから一般的ではない職業の人と刹那的なロマンスで暴風域・・・
という意味合いでしょうか?
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「ロマンス」と「暴風域」を一緒にしたら男性の心の傷を抉ってしまう恋の正体がわかってしまった模様です。
「ロマンス暴風域」あらすじ
高校の臨時教員であるサトミンは、講師の契約期限は迫り学生時代に付き合った彼女と別れて以降独り身が続いている。
しかも婚活では非正規職であることを理由に相手にされず、恋愛に対して自信を喪失中。しかし、気分転換に行った風俗で出会ったせりかに、お金や肩書など関係ない“運命の出会い”を感じる。
客と風俗嬢の関係からスタートした2人の仲は接近していき……。肩書、年齢、男性であること――。
目を背けることのできない現実に惑う主人公が求める、真実の愛とはなにか。
“恋愛弱者のロマンス”ここに開幕!

「ロマンス暴風域」を読んで
サトミンがはまってしまった風俗嬢せりか視点からの描写が全くないのでせりかが何を考えているのか、結婚した相手への不満は本当か嘘か、そもそも「明日結婚すると」の明日も絶対嘘でしょう、と。
作者の鳥飼茜はせりか視点の描写をしなかったのはわざとでせりかという人が何を考えているか掴めないように、不気味な女にみえるようにしたようです。
そのことでより一層サトミンのけなげさが引き立ちます。
けざげという言葉は違うかもしれませんが。

同級生の芝内が「手をつなぐだけで何万円とかもらえるわけ無い」「その何万円はなにかと引き換えなんだよ」とサトミンに言いせりかへの恋心は間違っていると諭しますが、サトミンはそのお金をせりかに払っているとは思っていないのです。
お店に払ったお金は紹介料や入場料のようなもので、お金を払って出会いの場所を提供してもらって知り合った女の子と恋に落ちた、と思っているのです。
いくら親しい友人に諭されようが聞く耳を持つわけないんですよね。
サトミンはせりかのことが好きで、せりかも自分のことを好きでいてくれると思っていたサトミンですが思わぬことから思わず事実が判明して・・・
既刊2巻完結ですので心が痛くなる結末をぜひ読んでみてください。

ストーリー
画力
魅力
笑い
シリアス
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