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「プリンシパル」いくえみ綾の感想!人生に脇役は存在しない

ちょっといいな、と思った異性が親の再婚によりいきなり兄妹になってしまったら?

ただ思春期の恋愛って恋に恋をしているところもあって、本当の気持ちに気づくのが遅れてしまったり、遠回りしたり、それもまた恋愛のスパイスになるんでしょう。

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脇役だと思っていた自分が「プリンシパル(主役)」になる物語です。

「プリンシパル」あらすじ

東京の学校でハブられ3人目の継父とはうまくいかず、札幌の実父のもとへ引っ越した糸真。

そこで出会ったのは、和央と弦。

2人に近づくとハブられるらしいけど、恋に落ちてしまったら仕方ありませんね。

Amazonより引用

ヨンダリ
ヨンダリ
ポップな表紙がかわいい!

出典:プリンシパル

「プリンシパル」を読んで

女の子にとって「本音」とはどこまで言えるものなんでしょうね。

糸真は東京の高校で本音を言ったせいでハブられてしまいます。

その記憶があるので転校先の学校では本音を隠してひたすら良い人になろうとします。

ところが、喧嘩?の末仲良くなったのは本音をぶつけた同級生の晴歌でした。

晴歌は本当に存在しているかのようなリアルさです。

そして晴歌も自分の人生では主役です。

そして高校生といえば恋愛事情。

兄妹になってしまった和央が小さな頃からひたすらに想い続けている姿はちょっと羨ましいですね。

そこまで一途に人を想えるのが眩しい。

その想い人にもそこまでの軌跡があり、和央との絆が切れてしまった時期もありましたがどこを取っても主役であり、と誰もが主役の物語です。

余談ですが、2018年には映画化されていますが・・・「原作:いくえみ綾」という冠は外してもらって方がいいのかな、なんて。

ヨンダリ
ヨンダリ
〇〇映画だよ!

ストーリー

画力   

魅力   

笑い   

シリアス 

ヨンダリ
ヨンダリ
居場所が見つかって良かったね!

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