この記事では
「格安スマホに変更したいけど、自分の名義じゃないから変更できない・・・」
という方のお悩みを解決します。
ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアから格安スマホに乗り換えることで月々の料金はかなり安くなりますが、自分のスマホの名義が自分じゃない場合、解約などの契約手続きができません。
このような場合でも、ちゃんとした対策をとり、格安スマホに変更した方が毎月の利用料金がかなり安くなりますので紹介します。
Contents
なぜ「自分の名義じゃない」が発生する?

ケータイショップや電気屋さんなどでスマホの契約を変更するときに多く起こるのが「名義が違うので手続きできません」というプチトラブルです。
必ずしも 契約者=利用者 ではありません!
自分のスマホは毎日自分が使っているので間違いなく自分のもののような気がします。SNSやメッセンジャーアプリのアカウントも自分の名前で使っていたとしても、ケータイ会社での登録が「別名義」であればそれは別名義です。
別名義だと、料金プラン変更や機種変更、分割払いの手続き、解約、MNPの手続きなど、ほとんどの手続きができません。解約ができないので、利用料の安くなる格安スマホに変更することもできません。
契約時に「名義が違う」と言われてしまうのは、初回の契約時に原因があります。
スマホの契約時に「本人が未成年だった」「身分証明書を持っていなかった」「本人がいなかった」などの理由で、別名義での契約をした場合、このプチトラブルは発生します。
ほとんどの場合、お父さんやお母さんの名義で、お子さんのスマホを契約したときに起こります。
実際に、スマホの契約の名義が違っていても日常生活ではほとんどなんの影響もありませんが、契約を変更、解約したいときにはどのような対策をとればよいのでしょう?
対策は2つ「契約者と共に来店」「同意書」
名義の違うスマホの契約を変更、解約するための方法は2つです。
・契約者と共に来店する
・同意書、委任状を用意する
この2つの方法のいずれかで解消できます(^^)
簡単な方法は「契約者と共に来店」
名義が違うときにもっとも簡単な対策はこちらです。
名義人の本人と、スマホの所有者が2人でケータイショップに来店することで、全ての手続きをすることができます。
このとき、スマホの名義人は運転免許証やパスポートなどの身分証明書を持参するのを忘れないようにしましょう。
その場で必要な手続きをできれば問題ありませんが、これを機に名義の変更もしてしまうのをおすすめします。そのときには、スマホの所有者も身分証明書を持って行くことが必要です。
スマホの名義を自分に変更しておけば、それ以降、どんな手続きも自分ですることができるので、それ以降はこのようなトラブルになることはないでしょう。
同意書、委任状は店頭でもらうかHPからダウンロード
各ケータイショップの店頭や、各キャリアのホームページからダウンロード可能な「同意書」や「委任状」を入手して、必要事項を記入して店頭に持って行く方法がひとつめです。
「ケータイの名義が違う」というトラブルでもっとも手間がかかるのは、名義人が遠方に住んでいる場合です。中学生〜高校生のときに家族で契約したスマホを持って、大学生、新社会人として都会に出てきた場合によく起こるケースです。
家族が遠くにいると、上に紹介した「契約者と一緒に来店する」というのが非常に手間がかかるので、同意書、委任状を郵送して手続きするのが一般的です。
同意書、委任状には記入が必要な項目が多く、記入漏れがあると手続きできないこともあるので注意しましょう。それを防ぐためには、ホームページからダウンロードするよりも店頭に書類を受け取りに行き、店員さんに必要項目について教えてもらっておくのをおすすめします。
また、郵送のための日数も必要になるので、解約月が迫っているなど緊急の場合には難しくなるので、日数には余裕を持って同意書、委任状をもらいましょう。
手続きによっては電話確認も可能
名義が違う場合の対策は上記の2種類の対策が基本ですが、手続きによっては「電話での確認」のみでOKの場合もあります。
店舗や時期によって違うので確実なことは言えませんが、「スマホの一括購入(その場で支払いを全て済ます)」などの場合は、名義の変更は電話確認のみで済む場合があります。
そのときは、ショップ店員が電話で名義人に電話して「◯◯くんのお父さんですか?」などと確認することで、契約を続行できます。
この方法は例外的なパターンなので、期待することはなく、基本的には上記2種類のどちらかの方法で契約しましょう。
いずれの方法でも、一刻も早く自分名義にしましょう
上記のような方法で、自分の名義ではないスマホでも契約の変更や解約をすることはできます。
しかしいずれにしても、それ以降に不便になることは変わりないので、できるだけ早く「自分の名義に変更」するのをおすすめします。
名義が違うほとんどの原因は、契約時に未成年だったことなので、既に成人しているのであれば、自分の名義にしておくことで以降の手続きを全てスムーズにすることができます。
もし今のスマホを解約して格安スマホに移る場合でも、自分の名義で契約しましょうね!
格安スマホに変更することで、毎月の料金が安くなる!

このように「自分の名義でないスマホ」だと、契約の際に面倒なことが多く起こります。
しかし面倒な手続きが多かったとしても、それで毎月の料金が数千円安くなるとしたらどうでしょう?
大手キャリアを利用している方の平均のスマホ料金は月額7000円程度ですが、格安スマホを利用している方の平均料金は3000円程度です。毎月4000円の違いはとても大きいです。毎月4000円、お小遣いが増えると思うとどんな気分でしょうか?
一度だけ4000円ではなく、毎月なので、5ヶ月で2万円、1年で4万8千円です。
これほど安くなるのですから、「名義が違うので格安スマホに変更しない」と言ってズルズルといままでのキャリアを使い続けているのは賢い選択とは言えません。
解約金、各種手数料がかかる?
大手キャリアを解約して格安スマホに変更する場合、手数料がいくらかかかります。
具体的には、契約から2年経った25〜27ヶ月目に解約しないと、違約金とも呼ばれる「解約手数料」が約1万円かかります。そして新しい格安スマホキャリアを契約するときに約2000円の「新規事務手数料」、電話番号そのままにキャリアを変更するMNPの際の「MNP発行事務手数料」が約3000円かかります。
合計すると、大手キャリアから格安スマホに移るときに約1万5千円の手数料がかかりますが、それでも格安スマホに変更した方がお得です。
格安スマホに変更することでだいたい毎月4000円安くなるので、手数料の1万5千円は4ヶ月でカバーできます。
それ以降は毎月4000円ずつ安くなるだけので、間違いなくお得です。
大手キャリアを辞めるときには、名義が違ったり、各種手数料がかかったりとめんどくさいことがとても多いです。
それらは、やはり大手キャリアが「辞めさせないため」に用意していると言うこともできるので、ちゃんとお得になるためにはそれらに惑わされずに格安スマホに乗り換えることをおすすめします。
自分の名義じゃない場合は、ほとんどの場合「家族割」も契約していると思うので、こちらの記事もどうぞ。
