作者つくしあきひとは元々イラストレーターで大手ゲーム会社を退職したあと「メイドインアビス」の絵本を描こうとしたそうな・・・
ええええ?絵本?
もちろん絵は美麗!キャラもかわいい!漫画におけるビジュアルって本当に大事だなと再確認させて貰った作品ですが、この描写を絵本???
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Contents
「メイドインアビス」あらすじ
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っていた。
アビスの不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていく。
アビスの緑に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。
そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?
幻想と機械が入り混じる大冒険活劇

「メイドインアビス」を読んで
主人公の住んでいる島の真ん中に巨大な「穴」があり、その中を探検して宝を持ち帰る事を生業とする探検家の卵の子供達の話。

穴の深部に行くほど「呪い」と言われる症状が出る為人間は奥に行くほど必ず死んでしまうが、機械の身体の彼なら、、、?という部分によってストーリーにひきこまれてしまいます。
メイドインアビスの主要登場人物は?リコとレグは何者なの?
本作の主人公であるリコとレグについて、簡単にまとめてみました!
まだまだ謎の多いふたりは、これまでにどのような人生を歩んできたのでしょう?
リコ
メガネをかけていて、金髪のツインテールが特徴的な女の子。
12歳の探窟家見習い(赤笛)。
どんなことにも好奇心旺盛で、非常に前向きな性格のため、周囲の人々を振り回してしまうこともしばしば。
また、探窟家の中ではレジェンド級と名を連ねている「白笛のライザ」が母親である。
ライザはリコが2歳の時点でアビスの底に向かっており、再会していない状況のため、その後はベルチェロ孤児院にてのんびりと暮らしている。(リコが英雄の娘だと知れ渡れば、誘拐などの危険が生じるため、一部の関係者しか詳細を知らない。)
レグ
リコと同じ12歳くらいに見える正体不明のロボット少年。真面目な性格でとても純粋。
非常に屈強な身体能力をしていて、約40mも伸びる腕のアーム、そして拳から強力な熱を発射する「インシネレーター(火葬砲)」などの珍しい能力が備わっている。
レグはアビスで倒れていたところをリコに拾われたが、以前の記憶をすべて喪失しており、「名前」も「自身がロボットであること」も一切覚えていなかった。
「アビスの深層から上まで登って来たのではないか?」と予想されています。
またレグという名前は、リコが以前に可愛がっていた犬より名付けられた。
メイドインアビスの上昇負荷って何?アビスの呪いや症状を知ろう
メイドインアビスを鑑賞する上で、必ず覚えておきたい情報が「アビスの呪い(上昇負荷)」についてです。
このポイントを把握すると、物語の状況がイメージしやすくなるため、ぜひチェックしておきましょう!
そもそもアビスとは?
まずはアビスという存在について、リストに分かりやすくまとめてみました!
・1900年も前に見つけられた非常に大きい縦穴。
・これまでに数多くの探窟家たちが挑んでいる。
・現時点では、第一層から第七層まであることが判明している。
・貴重で危険な原生生物たちが確認されている。
・特殊な霧が掛かっているので、上から覗いても下の風景は見えない。
・アビスの中を確認するには自分で降りる必要がある。
・「遺物」と呼ばれる特別なモノが眠っていて、外では高値で取引されている。
・特に「特級遺物」というモノには、人知を超えたり時間を止めたりできるパワーがある。
探求心や好奇心を引き出してくれるようなワクワクする縦穴であることが伝わってきます。
「この先は一体どうなっているのだろう?」と興味が湧いてきますね!
上昇負荷(アビスの呪い)について
上昇負荷(アビスの呪い)とは何か?
・アビス内に侵入した者のみがかかる症状のこと。
・大人でも子供でも人間であれば絶対に回避できない。
・下に進むときは何も問題がないけれど、上を目指すときは症状が発生。
メイドインアビスは柔らかい絵柄にもかかわらず、この上昇負荷により「楽しく冒険できるのに地上に戻ることは難しい」という、何とも言い表しにくいスリルを演出しています。
すべての層に異なる特徴がある?上昇負荷の症状を解説
「アビスは第一層に始まり第七層まで存在する。」と現段階では言われています!
しかし、下層に行くほど強敵にも遭遇しやすくなり、死につながる呪いへかかる可能性も増えてしまうのでした。
ここでは、アビスの呪いがもたらす症状を各層ごとに解説します!
第一層
通称…アビスの淵
症状…軽いめまいと吐き気
子どもでも気軽に探検できるレベルの深さ。生物もほとんどいない。
第二層
通称…誘いの森
症状…重度のめまい、吐き気と頭痛
探窟家見習いの赤笛が行くと、二度と地上には帰られないと言われている。
人間を捕食する生物も存在する。
第三層
通称…大断層
症状…平衡感覚が消失する、幻聴と幻覚
多くの凶暴な生物たちが生息している。
下に降りる道は元々なかったが、プロの探窟家たちにより作成された。
第四層
通称…巨人の盃(さかずき)
症状…全身の激しい痛み、穴という穴からの流血(目・鼻・耳・口など)
「タマウガチ」という毒を持った超危険生物が生息している。
他の階層たちとは比べ物にならないほど、死への危険性が増えています。
第五層
通称…なきがらの海
症状…全感覚の喪失、意識の混濁、自傷行為
人間として生存して帰ることが可能な最後の層になります。
ここで呪いにかかってしまうと、悲しいことに無意識で自分を傷つけてしまうのです。
第六層
通称…帰らずの都
症状…人間性の喪失(「成れ果て」という化け物になる)、死
第五層から六層にかけては上に戻ることができないので、「通称:ラストダイブ」と呼ばれています。ラストダイブへ挑戦が可能なのは白笛(最高ランクの探窟家)のみ。
第七層
通称…最果ての渦
症状…確実な死
正確な情報がほとんど集まっておらず、未だに解明されていないのが現実。
これ以上進んでいくと、どんな景色が待ち構えているのかドキドキしますね!
果たして、七層よりも下の層は存在するのでしょうか?
またアビスの底を目指す、リコとレグが地上に戻ることができるのかも気になってしまうところです
穴の中をどんどん深く行く毎に出てくるキャラクターや「遺物」と言われるオーパーツ・超常的なアイテムが魅力的で、RPGゲームをしているような気分になってきます。
絵は可愛くてキャラクターが魅力的(オンラインゲームのメイプルストーリーのような感じ)でありつつも、恐怖を感じるようなグロテスクなシーンがありギャップがありすぎる!
色んな考えを持った探検家や穴に住む文化の違う住人がいて、どのキャラクターも個性的で飽きません。
まるで絵本を読んでいるような感覚に陥る作品だが、題材は人間の死が関わっているものなので、大人におすすめの作品です。

ストーリー
画力
魅力
笑い
シリアス
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