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【2017年3月】最近読んだ本当に面白いおすすめマンガを5つ選んだ

読みに読んだり今月も。大粒小粒に殿堂入り。ブログの運営を本格的に初めて、漫画を読む時間がグッと減ってしまいそうでした。それでは本末転倒なので、仕事の時間をグッと減らしました…。ブルブル。

3月も今日で終わります、せっかくなので1月~3月で読んだ漫画の特に面白かったモノをご紹介します!ランキング順じゃないですけど、★の数で熱意を感じ取って下さい!

 

ちいさこべえ(全4巻)

火事で実家の工務店「大留」が焼け、両親をなくした若棟梁・茂次は、「どんなに時代が変わっても人に大切なものは、人情と意地だぜ」という父・留造の言葉を胸に大留再建を誓う。そこに、身寄りのないお手伝いのりつ、行き場を失った福祉施設の子供達が転がり込んできて……ひげもじゃ若棟梁の崖っぷち人生劇場幕開き――
山本周五郎の名作時代小説「ちいさこべ」を望月ワールド全開で新解釈する挑戦意欲作!

山本周五郎の小説は知りませんが、ん~面白かったです。望月ワールド全開、と言うよりはいつもの得体の知れなさは大分押さえられています。恐らく原作が付いているというのが大きいのかな?

バラバラだった主人公とヒロイン、みなしご達が少しずつ少しずつ家族になっていくストーリー。口べたで侠気あふれる主人公に思うやきもき具合もイイ感じ。

なんとも言えない清々しい読後感、たまりませんね。

 

名作のニオイ:★★★★☆
ちいさこべえ(1) (ビッグコミックススペシャル)

 

それでも町は廻っている (全16巻)

東京都大田区の下町・丸子で育った女子高生、嵐山歩鳥を主人公に、彼女の周りで起きる日常の出来事を中心に描いてゆく日常コメディー。一話完結形式であるが、連載2回、3回連続で一話となるエピソードもある。

まあ、良くあるほのぼの系ギャグマンガかなっと思って長年スルーしてきたんですが…なんじゃあこりゃあ!どんぴしゃ!どんぴしゃぞ!主人公の歩鳥(ほとり)の天真爛漫さと、登場人物達の織りなす日常コメディーの「非」日常感。2巻ぐらいからスデにグッと面白くなってきます。

最後の一コマに渾身の小ネタが織り込まれることがしばしば。思わず「ニヤリ」としてしまうことが多く、ヤミツキになっちゃいます。「それ町」って言うらしいですね、結構メジャーマンガだなこりゃ。今ぼくは「それ町ロス」です。超オススメ。

 

シンプルにオススメ度:★★★★★
それでも町は廻っている(1) (ヤングキングコミックス)

 

【なべさん的レコメンド機能】

それ町が好きならこれもありかな!

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ゴールデンカムイ (既刊10巻)

日露戦争(明治37年)に従軍した元陸軍兵・杉元佐一は、戦死した親友・寅次の「妻の梅子の眼病を治してやりたい」という願いを叶えるため、一攫千金を夢見て北海道の地を踏み砂金を採っていた。ある日杉元は、アイヌが秘蔵していた八万円(現代の価値にして約8億円)相当の金塊の噂を耳にする。アイヌから金塊を奪った男・のっぺらぼうは、収監された網走刑務所の獄中で、同房の囚人たちの体に全員合わせてひとつとなる入れ墨を彫り、金塊の隠し場所の暗号にしたという。その後その囚人たちが脱獄したという話を聞きつけた杉元は、金塊探しを決意する。

はい、これも実は敬遠してました。理由はないんですけど、乗り遅れるとスネちゃうことってありません?

「このマンガが凄い!」とか「マンガ大賞!」とかに選ばれたマンガを、知らなかっただけでも何かちょっと悔しいのに、すぐに読めたらまだしも読むのが遅れちゃって、ネットには「面白かった!」とか「ゴールデンカムイ神!」とかのレビューがあふれかえって…そんな状況になっちゃうとぼくはダメね、すっかりスネちゃってまあ。

中2なみの拗ね散らかしがようやく終わって、マンガ喫茶で誰にも見られないよう、キョロキョロしながらこっそりと1巻を手にとって自ブースへ隠れる!サッ!

7分後…

胸を張って全巻ガッサーと取りに行くぼくがいました。

 

もっと早く読むんだった:★★★★☆
ゴールデンカムイ【期間限定無料】 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

【レコメンド機能】

ゲテモノグルメをもっと見たいならコレ!

 

 

惰性67パーセント (既刊2巻)

美術系の大学に通う、女子大学生・吉澤みなみ。彼女の住む部屋には、毎日友達が入り浸って…!? リア充ってほどではないけれど、ソコソコ楽しい日常が、惰性でダラダラ続いていく。ちょっとエッチで小難しい、女子大学生お部屋コメディ、始まるよ。

なんだろ、この不遇のスケベ感。男子は皆好きでしょうね、この感じ。0:00:00~0:04:45くらいの感じが延々と続く健全さ。3巻がズッと出てないですね、今後が楽しみですなあ!

 

とりあえず男子は一回読んどけ:★★★★☆
惰性67パーセント 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

ボーイズ・オン・ザ・ラン (全10巻)

金曜日、池袋の夜、テレクラ。田西敏行は、先ほどの会社の飲み会で、憧れの植村ちはると話せたことの喜びに浸っていた。妄想でしか彼女とSEXできない現実を憂い、テレクラで電話を待っているうちに27歳の誕生日を迎えた田西。残り時間5分、ようやくかかってきた女性と待ち合わせをするが、見ればとんでもない怪物女で…!?痛みを知る、すべての男たちへ。あるいは、すべての痛い男たちへ。三十路目前、そろそろ選択しようじゃないか、我が人生!超等身大ダメ男・田西敏行の遅咲き青春ブルース!!

いるよなあ、こういう女! ネタバレないように我慢しないとね。

いるよなあ、こういう男! 大体さわやか系のイケメンには鬼畜が多いんだ。

ルサンチマンに続く、妄想逃避系マンガの傑作。思い切りの良い展開に、ケツ浮きっぱなしですよ。最後は「流石」の閉め方。アイアムアヒーロー書けるのも頷けますね。

 

ケツ浮き:★★★★☆
ボーイズ・オン・ザ・ラン(1) (ビッグコミックス)

 

これを煮出して煮詰めると、こちらになります。超オススメ。

ちなみにこの「宮本から君へ」はKindle unlimitedなら全巻無料で読めちゃいます!

こんな名作が無料だなんて、ちょっと今の時代にジェラシーですね。

 

さいご

2017年1月~3月に読んだ漫画の中でも特におススメなものをピックアップしてみました。

ぼく的にまだまだ食わず嫌いしているマンガもたくさんありますので、そういったモノも開拓して感想をお伝え出来ればと思っています!

今後は週イチ・月イチくらいでオススメまとめをしていきますね。

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