格安sim

格安SIMって本当に速度が遅いのかSIMWを使って検証してみた

SIMW」というサイトはご存知でしょうか?
7月に開設されたサイトなのですが、このサイトでは、格安SIM各社の通信速度をリアルタイムで計測して折れ線グラフで表示させています。
例えばこんな感じです。

これを見れば、通信速度が速い時間帯、遅い時間帯がひと目でわかるようになります。
どうやって計測しているかというと、都内某所(新宿区内)でiPhone 6sを業者の数だけ準備して、それぞれに各社のSIMカードを挿入して実際に計測しているそうです。意外にアナログ。
現在対応している業者は2017年8月21日の時点で、

の7社となっています。対応業者は今後増えていくそうです。
格安SIMは、最近では高速通信もできるようになったと謳うサービスも多くなりましたが、実際はどうかというと昼頃は速度がかなり落ちて遅くなったり、下手をすると半日遅いままだったりすることもあります。
今回は、このサイトを利用して、格安SIM各社の公式サイトなどではわからない、実際に使用するとどのくらいのスピードなのかを検証してみたいと思います。

楽天モバイル

まずは、楽天モバイルから見ていきます。こちらは8月20日、日曜日の計測結果です。
楽天モバイル2017/08/20
日にちが変わってから午前中の間は、ほぼ10Mbps以上を維持していることがわかります。
しかし午前11時以降は一変、ずっと約2Mbpsを推移していました。きれいにほぼ一直線です。
ちなみに、楽天モバイルが公式サイトに掲載している最大通信速度は262.5Mbpsとされています。これは地域や使用している端末にも左右されるものですが、上記のグラフだと速い時間帯でさえも足元にも及んでいませんね。
日曜日ともなると昼ごろまで寝ている人も多いのか、かなりはっきりしたグラフです。

BIGLOBE SIM

続いてBIGLOBE SIMのグラフを見てみましょう。おなじく2017年8月20日のグラフです。
BIGLOBE SIM
BIGLOBEも昼頃から速度が落ちる傾向にありました。しかし午前中でも瞬間的に落ちていて、なかなか安定しない感じです。
午後3時~5時半は、だいたい1.5Mbpsという推移になっていますね。日が沈む頃には、ほんの少し回復傾向が出てきました。意外に夜帯は、そこまで不便ではないくらいの速度が出ています。
公式が発表している最大通信速度は682Mbpsでした。

OCN モバイル ONE

お次はNTTの格安SIM、OCN モバイル ONEの速度です。
OCN
やはり、午後は速度がガクンと落ちていますね。
1日とおして他社と遅い感じです。10Mbpsを超えてる時間帯も3回しかありません。安定もあまりしてないです。
公式の最大通信速度は、262.5Mbpsとなっています。

ほかの格安SIMもだいたい同じ

のこり4つの業者も調べてみましたが結果はだいたい同じで、午前中は割と速度が速く、お昼に入ったあたりから日が暮れるくらいまで速度が著しく遅くなっていました。
速度が速くなる午前の間でもなかなか安定しないことも多く、一時的にガクンと下がることもあります。
平日であってもほぼ同様で、フリーテルなんかは1Mbpsも切るくらいに速度が落ちているのでかなり不便ですね。

そもそもスマホに必要なスピードとは

上の結果のように、通信速度に不安が残る格安SIMですが、とは言ってもスマホにそこまで速度って必要なのでしょうか?
例えば、YouTubeで解像度1080p、いわゆるフルHDの動画を見る場合、見る動画にもよりますが2Mbps以上は必要になります。10Mbpsまでは必要無いといった感じです。
動画ストリーミング大手の「Hulu」は、スマホで快適に動画を見るのに3Mbps以上を推奨しています。ほかのストリーミングサービスも同等以上を要求しているところが多いので、格安SIMでお昼以降に動画を見るのはかなり厳しいです。
ただ、家などで固定回線を利用していてWi-Fi環境が整っていればそちらを利用することができるので、スピードが落ちる時間帯もカバーすることはできます。外出先では不便ですが。
もちろん、ずっとスマホで動画を見ていることはそんなに無いので、速度が落ちてもネットサーフィンやSNSをやる程度であれば少し遅さは感じますができないことも無いでしょう。

まとめ

格安SIMは通信速度の不安定さがデメリットとしてあげられることが多いですが、実際に調べてみると確かに遅くなる時間帯があることがわかりました。
格安SIMを検討するなら、通信速度が不安定な点はある程度覚悟しておくか、対策を考えておく必要がありそうです。

ケータイ代を節約するならUQモバイル
Translate »