女3人のルームシェア。
三者三様の悩みもあるけれども、そんな悩みを吹き飛ばす相手に恵まれたのなら最強かもしれません。
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結婚しない女性が増える理由のひとつなのかも。
「地獄のガールフレンド」あらすじ
友達ゼロ同士の女3人、同居開始!
「 同居人募集!お友達のいない方歓迎!」
●加南(かな)(31)他人に“お母さん”と呼ばれることにモニョるバツ1シングルマザー
●悠里(ゆうり)(28)初めての男が妻ありの不倫愛だったセカンドバージンのまじめOL
●奈央(なお)(36) 女の人に関心がない超モテ股ゆる女家主一軒家でルームシェアを始めた3人の共通点は「友だちがいない」
女たちの食卓では非モテの根源、オバサン問題、受け身の性欲、“女の人生”比べ、……とおしゃべりが止まらない!!
世間におののく女たちに捧ぐ、デトックス同居物語!

「地獄のガールフレンド」を読んで
「自分の人生が楽しいと人に言いづらいのはなんでだ
お互い選んだ道が違いすぎるから
私たち女は誰も彼も大変てことにしてなきゃいられない
『自分だけ楽しい道を選んで』と反感を買ってしまわないように
ホントはどんな道にだって楽しさや美しさがあることを知ってるのに」
離婚をして女手ひとつで子供を育てている、と聞くと確かに「大変」「かわいそう」などのネガティブなフィルターでしかその母子を見れなくなってしまうのはどうしてなんでしょうか。
確かに、離婚しても彼氏がいなくても彼氏にひどいことをされても、その人が楽しい・面白いと思えたら周囲が何か言う必要はないんですよね。
主人公のうちの一人、加南は離婚したことでお母さんとしか認識されていな世界から抜け出していこうとします。
それは他の2人、悠里・奈央も一緒でこの人はこうあるべきというレッテルに嫌気がさしているんです。

そしてそんなレッテルを貼るのはだいたい異性である男性で・・・
それを考えたら現代の女性が結婚という制度に捉われないのも納得です。
鳥飼茜の作品でよく出てくる黒髪ロング一重の女性描写(今回は悠里)が普通に隣にいそうなリアリティ感を感じます。
人間観察力の鋭い作家なんでしょうね。
男性読者からすると、女性の本音がゴリゴリに出ていてちょっと怖い作品かもしれません。

ストーリー
画力
魅力
笑い
シリアス
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「地獄のガールフレンド」を読んだ人におススメ

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