皆さんは海外旅行に行く際、ネット回線はどのようにしていますか?
いくつか方法はあると思うのですが、もっともポピュラーな方法はポケットWi-Fiを借りることでしょう。ポケットWi-Fiの中でもっとも有名なのが「イモトのWi-Fi」。テレビCMでもおなじみのアレです。
今回、このイモトのWi-Fiを実際に利用してみて、【使用感やお手軽さ】逆に【ダメだったところ】などを紹介して行きたいと思います。
Contents
イモトのWi-Fiのおすすめポイントとメリット
まず、イモトのWiFiを借りるメリットなどを紹介したいのですが、この記事を読んでいる方の中には、
海外に行く際に「ネットの契約必要なの?」「ネット要らなくねえ?」と思っている猛者もいるかもしれません。ですが、海外旅行中に
- ちょっと道を調べたい
- ホテルのチェックイン時間・ホテルの予約メールを確認したい
- フライトの詳細確認
といったときにはやっぱりネットがあるといいんですよね。
また、海外で日本語が通じないときに翻訳アプリを出せば翻訳して喋ってくれるのでそういった使い方もとても便利です。というわけでネットが必要かなと思うのですが、その際に現地のSIMを契約するか、Wi-Fiを借りるか?と選べるのですが、、、
正直にいうと、イモトのWi-Fiを借りるより海外で現地のSIMを契約した方が安くすむこともあります。
じゃあ、イモトのWi-Fiを借りるメリットはなんなのか?というと「日本人が日本語で対応してくれる」「Wi-Fiがあれば海外に降りた瞬間からネットが使える」「数台のスマホをネットに繋ぐことができる」という点です。
日本人が日本語で対応してくれる
これに関しては現地の言葉(もしくは英語)が堪能な方なら平気だと思うのですが、僕のように英語があまり喋れない人間は少し高くても日本語でサポートしてくれる安心感があります。僕としては1000~2000円ぐらいの差だったらもうWi-Fi借りたいなと思います。海外に行く機会が年に何度もあるわけじゃないのでちょっとの節約より安心を取りたいところですね。
あと、サポートの気が利いていて、Wi-Fiレンタル時に海外旅行に必要なものをレンタルできるので、その辺りを事前に提案してくれるのは嬉しいですね。翻訳機とか普通に借りたい。

とは言え、これらは日数が長すぎる旅行の場合は買った方が安いので5泊以上するのであれば購入と比較検討してみてください。
また、今回はわからなかったことを2回も電話で聞いてみたのですが、当たり前ですが日本語で対応してくれて助かりました。
グローバルSIMカードだと日本語対応はないので非常にありがたかったです。
海外に降りた瞬間からネットが使える
多くの空港ではフリーWi-Fiがあるんですが、僕がバンコクの空港に降りた時はフリーWi-Fiはあるんですがなぜかネットが繋がりませんでした。(一緒にいた友達も繋がらなかった)
そんな時イモトのWi-Fiがあるとすぐにネットに繋げるのでとっても便利。ちょっとしたトラブルが起こった時その場で調べられるのでやっぱり安心感があります。
数台のスマホ・PCをネットに繋ぐことができる
これはSIMとの一番の違いですね。
Wi-Fiですので1台の端末を借りれば複数のスマホ・パソコンと接続することができます。
2〜3人の旅行であれば、全員がSIM契約をするよりはイモトのWi-Fiを一台レンタルした方が確実に安く上がります。ただ、その際には通信容量がありますので、「俺youtube見たいんだよ〜」という人がいる場合は、その人は別で自分で使えるSIMを契約した方が良いでしょう。1人で通信容量を使い切ったら喧嘩になっちゃいますからね。
値段は「高くはない」というレベル
先ほどから何度か、現地SIMの方が安いということを伝えているのですが、これは旅行先の国によります。
東南アジア系は物価が安いので現地のSIMを発行した方が安いですが、ヨーロッパ・アメリカであればイモトのWi-Fiの方が安いようです。
超ざっくりいうと
東南アジア→ 現地SIMの方が多少安い
それ以外 → イモトのWi-Fiの方が安い(もしくは同じぐらい)
という感じ。滞在日数・プランにもよりますので詳しくは料金を確認して見てください。
イモトのWi-Fiのここがびみょ〜
イモトのWi-Fi、かなりオススメできるサービスなのですが無理やり難点をあげるのであれば2点だけ微妙な点があります。
借りれる空港が主要空港のみ
イモトのWi-Fiは空港で本体を借りることができるのですが、その貸し出しをしている空港が以下の6つの空港に限られています。
- 羽田空港
- 成田空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港(セントレア空港)
- 福岡空港
- 新千歳空港
これ以外の空港を使って海外に行かれる方は空港で受け取ることができないので、自宅に配送してもらい受け取りましょう。
ただ、ほとんどの方が上記の主要空港から海外に行かれると思いますし、そうでない方も自宅配送で受け取れる(金額は同じ)のであんまりデメリットではないような気もします。
ちなみにイモトのwifiの受取手数用は以下の通りです。
空港受取:500円
自宅配送:500円(全国一律)
本社(渋谷)受取:0円
渋谷までいけば無料なのですが、旅行終わってすぐに返しに行かないと延長料金がかかるので、本社へ返しに行くのはあまりオススメしません。強いて言えば自宅が渋谷にある人ぐらいでしょうか。
通信容量制限がある
デメリットは基本的に1点のみ、「通信容量制限がある」ということ。
これはどのレンタルWi-Fiにもあるのですが、通信制限がちょっと少ないんですよね。具体的には3日で400MB。今は、1日500MBまで無料で利用することができるようになりました。これは各社レンタルWi-Fiの中でもかなり容量が多い方です。

ただ、グーグルマップや基本的な使い方しかしないのであれば(動画を見ないのであれば)これくらいでも問題なさそうです。
例えばグーグルマップの通信量は
1時間あたりわずか 3MB 程度のデータを消費
程度ですので、やはり心配する必要はなさそうです。
イモトのWi-Fiの借り方。予約〜受取まで
実際にタイに行く時に成田空港でイモトのWiFiを利用して(借りて)みたので、その時の流れをそのまま説明させていただきます。

ウェブ予約(当日でもフライトの7時間前まで予約OK)
計画性のない僕は当日の12時(フライトの8時間30分前)になってからWi-Fiを借りようとしましたが、わからないところがあったためオペレーターに直接聞いてみようとサポートセンターに電話をすることに。サポートセンターはかなり混み合っていましたが10分ほどでオペレーターさんに繋がりました。
質問内容は「当日でもイモトのWi-Fiは借りれますか?」ということ、オペレーターさんの回答は「フライトの7時間前まで予約が可能です」とのことでした。
そのまま電話で予約してしまおうと思ったのですが、電話で予約をすることはできず「ホームページから予約してください」とのことでした。電話でそのまま借りれたら楽だったのですが、予約の方法を統一しているんでしょうね。
本体の受け取り方は「空港受取」か「自宅配送」
Wi-Fiは当日空港で受け取るか、事前に自宅に郵送してもらうかを選ぶことができます。僕は成田空港から出発する際に空港で受け取りました。
成田空港は3箇所の受取場所があります。(返却は別に4箇所ある)
- 第1ターミナル北ウィング 4階出発ロビー
- 第1ターミナル南ウィング 4階出発ロビー
- 第2ターミナル 3階出発ロビー
僕が受け取ったのは第2ターミナル。
電車で来る時にエスカレーターを上がって左に歩いて行くと、手荷物宅配・携帯電話サービスがあります。


ここを進んで行くとイモトのWiFiの受取カウンターを発見します。


受け取りの際は本人確認証が必要になります。
海外旅行ですので、お持ちのパスポートを提示すればOK。
使い方
使い方は非常に簡単。黒いポーチの中に

レンタルした「Wi-Fi」「充電器」「変換アダブター」が入っています。
オプションでいろいろ借りた方はそれ以外も入っているか確認しましょう。

本体が黒くてわかりにくいですがこんな感じです。

左から変換アダプター・充電ケーブル・wifi本体になります。
返却方法
返却方法は帰国後、同じカウンターに持っていけば対応してもらえます
使ってみた感想

今回は安い3G回線のものを借りました。
4G/LTE回線は早いのですが、1280円/日
3G回線は少し遅くなりますが、680円/日
と約半額になります。
オペーレーターに「3G回線の速度はどれくらいですか?」と聞いたところ「3年前ぐらいの回線速度」とのことだったので問題はないかなと思いこのプランにしました。
使ってみた感想としては、、、
最低限の調べ物はできるけど、サクサクページを開けませんでした。例えばGPSは利用できるまで時間がかかるんですが、繋がれば車に乗っていても(タクシーが140キロ出していても)GPSが追いつくという感じ。
個人的にはケチらずに、4G/LTEにすればよかったなぁと思いましたね(笑)
この辺りは利用方法によりますが、SNSを使いたいのであれば4G/LTEにした方が良いと思います。
通信容量がなくなった時

途中でプランを変える方法はないようです。こんな感じで「もうデータないよー!」と表示が出ます。
通信制限を途中で回復させる方法はないので気をつけましょう。
日付が変わると通信容量が復活して使えるようになります。
実際にかかった費用
かかった費用は、5日間で3940円でした。
内訳は以下の通り
3GWi-Fiプラン680円 × 5日 =3400円
受取手数料540円

これが4G/LTEだとまた値段が変わります。
特殊なQ&A
普通の旅行であればあまり関係ないかもしれませんが、今回ビジネスで行ったこともあり特殊なケースがありました。
返却は同じ受付じゃないといけないの?
今回成田空港を出発したのに、帰国は関西空港でした。
「これは、成田の受付に返さないといけないのかな?」と思ったので、電話でオペレーターさんに確認したところ「返却はどこでもOK」と言われ、実際に関西空港の受付に返却しました。
フライト中に日付が変わる場合
利用しなくても、実際に空港で借りて返すまでの日数が必要になるので、フライト中に日付が変わる場合少しもったいない形になります。
例)アメリカを10日22:00発 → 日本に11日8:00着の場合、
11日に利用しなくても、11日までレンタル費用がかかる
フライト中に日付が変わることは結構多いかもしれませんね。
まとめ イモトのWi-Fiは旅行初心にはオススメ
僕がケチって、3G回線を利用したので通信速度には少し物足りなさを感じましたが最低限の調べ物なら問題ありませんでした。
おそらく4Gだとサクサク使えすぎてすぐ通信制限になっちゃうんじゃないかなぁ。
おすすめな利用方法は、「旅行に行く時に数人で1台借りるという方法」通信代を割り勘にしてお得に使えます。
というわけで、お得に借りてみてくださーい
安く借りるには早く借りるのがおすすめ
僕は当日借りたので割引がなかったのですが、1ヶ月以上前に予約すれば最大20%の割引を受けることができます。

というわけで、早めの予約おすすめです!!
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