月々のスマホ代を大幅に節約できる格安SIM。「とにかく安い」という評判を聞いて、乗り換えを検討している人も多いのではないでしょうか。
しかし一方で、格安SIMは大手キャリアのように実店舗がそこら中にあるわけではないので、
「どこで格安SIMを契約すれば良いの?」
と疑問を抱いている人も多いはず。
そこで今回は、格安SIMを契約する方法について紹介していきます。
それぞれの契約方法のメリット・デメリットも併せて解説しているので、格安SIMへの乗り換えを検討している人はぜひ参考にしてください。
Contents
格安SIMを契約する4つの方法

格安SIMの契約方法は、大きく分けて4つあります。
- MVNO※のWebページ
- MVNOの直営ショップ
- 家電量販店
- Amazon
それぞれの契約方法について詳しくみていきましょう。
※MVNO…格安SIMを販売する業者
MVNOのWebページ
MVNOのWebページからの申し込みは、格安SIMを入手する最も一般的な方法です。
Web上から申し込み手続きを行うと、自宅にSIMカードが郵送されてきます。SIMカードが届いたら手持ちのスマホに挿入し、自分自身で初期設定を行います。
オンラインなので申し込みは24時間受け付けており、申し込んだ翌日にSIMカードを郵送してくれる場合もあります。
メリット
- 店頭まで足を運ぶ必要がない
- 24時間申し込みを受け付けている
- Web限定のサービスを受けられる場合がある
デメリット
- 自分で情報を収集し、最適な格安SIMやプランを選ぶ必要がある
- 自分自身で初期設定をする必要がある
ちなみに、MVNOのWebページから申し込むと「不通期間」が発生することもあるので気をつけましょう。

MVNOの直営ショップ
大手キャリアよりも店舗数は少ないものの、MVNOにも直営ショップが存在します。
直営ショップの場合は初期設定などを店員さんにサポートしてもらえます。またプランを選ぶ際も不明点は丁寧に説明してくれるので、格安SIMのことがよくわかっていない人でも安心です。
ただし直営ショップの場合、当然店員さんは自社の格安SIMのみを猛プッシュしてきます。セールスされるのが苦手な人や他人に流され人は注意が必要です。
メリット
- 店員さんがプラン選びや初期設定をサポートしてくれる
- 契約した当日から格安SIMが使えるようになる
デメリット
- そもそも直営ショップの数が少ない
- 店頭まで足を運ぶ必要がある
- 自社の格安SIMのみをプッシュされるので、他社と比較しづらい
家電量販店
ビッグカメラやヨドバシカメラといった家電量販店でも、格安SIMは契約できます。
直営ショップとの違いは、1つのコーナーで複数社の格安SIMを取り扱っているという点。店員さんにそれぞれの違いを聞いたうえで、自分に合った格安SIMを選べます。
ただし格安SIMコーナーにいるのはMVNOの販売員ではなく、あくまで家電量販店の販売員です。MVNOの直営店ほど詳しい説明が聞けない可能性もあるので、注意が必要です。
メリット
- 複数社の格安SIMが置いてあるので、自分に最適なものを検討しやすい
- 店員さんがプラン選びや初期設定をサポートしてくれる
- 契約して即日で格安SIMが使えるようになる
デメリット
- 店頭まで足を運ぶ必要がある
- 担当してくれるのはMVNOの販売員ではなく家電量販店の販売員であるため、詳しい説明が聞けない可能性がある
Amazon
実はAmazonでも格安SIMは手に入ります。
格安SIMを契約する際には通常3,240円の初期費用がかかりますが、Amazonで購入すればこの初期費用が大幅に抑えられるのが特徴。初期費用500円以下となる格安SIMもあり、よりお手頃な価格で格安SIMが契約できます。
ただし届いた格安SIMはすぐに使い始めることができず、MVNOのWebサイトにアクセスして自分で開通手続きを済ませる必要があります。
メリット
- 初期費用が安く済む
- Amazonのレビューを確認できる
デメリット
- 自分で開通手続きをする必要がある
- MVNOのWebサイトのように情報が充実していないので、最適な格安SIMやプランは別途自分で調べる必要がある
さらに詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

格安SIMを契約するのに必要なもの

続いては格安SIMを契約するのに必要なものについて解説していきます。
具体的に必要なものは、下記の3つです。
- MNP予約番号(MNP乗り換えの場合)
- 本人確認書類
- クレジットカードor銀行口座
特に店頭で契約する場合は、忘れてしまうとせっかく出向いたのに契約できないなんてことにもなりかねないので気をつけましょう。
MNP予約番号(MNP乗り換えの場合)
MNP予約番号とは、大手キャリアから携帯番号を変えずに格安SIMへ乗り換える際に必要な予約番号のことです。現在自分が使っているキャリアからあらかじめ番号を取得しておき、乗り換え先のMVNOに伝えます。
MNP予約番号の取得方法
MNP予約番号を取得する際は、下記の電話番号に電話をかけ、オペレーターにMNP予約番号が欲しい旨を伝えます。
- docomo:151 または 0120-800-000
- au :0077-75470
- SoftBank:0800-100-553
取得したMNP予約番号は15日間有効です。15日を過ぎてしまった場合は、再度番号を取得する必要があります。
身分証明書
免許証や保険証などの身分証明書が必要となります。Webページから申し込む場合は、自分のスマホで身分証明書を撮影し、送信します。
契約する格安SIMによっては顔写真付きの身分証明書でないとNGという場合もあるので、どんな書類が身分証明書として認められるのか必ず事前にチェックしておきましょう。
クレジットカードor銀行口座
月々の料金の支払いに、クレジットカードもしくは銀行口座が必要です。
ただし格安SIMによっては支払をクレジットカードに限定している場合もあるので、クレジットカードを持っていない人はあらかじめ準備しておきましょう。
まとめ よくわからない人は店頭に行こう!
格安SIMは自宅からネットでも契約できるし、実際に店頭でも契約できます。
基本的には自宅でWebから申し込むのが一番手軽で安いですが、格安SIMのことがまだよくわかっていないという人は店頭で色々質問しながら契約しても良いと思います!
それぞれの契約方法のメリット・デメリットを比較したうえで、格安SIMを契約しましょう。
契約方法 | メリット | デメリット |
MVNOのwebサイト | 店頭まで足を運ぶ必要がない。 24時間申し込みを受け付けている。 Web限定のサービスを受けられる場合がある。 |
自分で情報を収集し、最適な格安SIMやプランを選ぶ必要がある。 自分自身で初期設定をする必要がある。 |
MVNOの直営ショップ | 店員さんがプラン選びや初期設定をサポートしてくれる。 契約した当日から格安SIMが使えるようになる。 |
直営ショップの数が少ない。 店頭まで足を運ぶ必要がある。 他社と比較しづらい。 |
家電量販店 | 複数社の格安SIMが置いてあるので、比較しやすい。 店員さんがプラン選びや初期設定をサポートしてくれる。 当日から格安SIMが使える。 |
店頭まで足を運ぶ必要がある。 家電量販店の販売員であるため、詳しい説明が聞けない可能性がある。 |
Amazon | 初期費用が安く済む。 Amazonのレビューを確認できる。 |
自分で設定しなければならない。 情報がわかりにくく、最適なプランは別途自分で調べる必要がある。 |