伝説になるほどの腕前の殺し屋が1年間の休暇中に時給850円で普通の仕事をする、という設定ですでに惹かれませんか?
裏社会のシリアスものなのかと思えば、思いっきりギャグな場面もあり、ホロリとさせられるところもあり・・・
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第41回講談社漫画賞 一般部門を受賞しています。
Contents
「ザ・ファブル」あらすじ
“寓話”と呼ばれし、風変わりな“殺しの天才”が、この町の片隅にひっそりと棲んでいる──。
殺しのプロとして“一般人”になりきれ!
野蛮で、滑稽な、大阪DAYS。
『ナニワトモアレ』&『なにわ友あれ』の南勝久、銃撃最新作!!!

「ザ・ファブル」を読んで
簡単に殺し屋が休暇中に時給850円で働く、と書きましたがそこの至るまでのあれこれもしっかりと描かれていて、読み出したら止まらないほど面白いんです。
殺し屋である限り、反社会的な組織との繋がりがありその組織のトラブルに巻き込まれたりと大筋ではシリアスな物語なのですが、ところどころにあるギャグパートが光ります。

真面目に命のやりとりをしているのに、標的になっている方は乱交パーティー後でわけのわからにコスプレ中と・・・。
凄いリアリズムですよね。
ファブルと呼ばれる殺し屋の佐藤(偽名)と相棒の洋子(偽名)は幼少の頃に組織との何かがあり裏の稼業へ足を踏み入れたようだ、とところどころで謎が少しづつ提示されてはいくのですが、まだまだ全ては明かされていません。

しかし、物語はそろそろ佳境です。
同じ職場の岬にも殺し屋だったということがばれてしまい、謎の存在であったファブルという組織の中の悪役と戦う準備をしている、というところまできています。
どう決着がつくのか?
個人的に気になるのは、佐藤(偽名)と洋子(偽名)はどうするのか?
1年間が終わり、殺し屋に復帰!となっても人との関わりの中で生まれてしまった感情はどうするのか?(とくに洋子は相棒ではありますがまだ人を殺したことがない)
それともこのまま普通の日常を送るのか?
しかし、今の佐藤は気の良い普通のお兄ちゃんでも過去が普通に戻ることを許さないのではないでしょうか。
ストーリー
画力
魅力
笑い
シリアス
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