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「BLUE GIANT SUPREME」石塚真一の感想!音が見えて聞こえる漫画

「BLUE GIANT」の続編、というか海外進出篇というか。

衝撃的な出来事の末、海外へ向かった大の物語はまだまだ続きます。

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「BLUE GIANT SUPREME」あらすじ

止まるわけにはいかない宮本大は、
単身ヨーロッパに渡る。
降り立ったのはドイツ・ミュンヘン。
伝手も知人もなく、ドイツ語も知らず、
テナーサックスと強い志があるだけだ。
「世界一のジャズプレーヤーになる・・・!!」
練習できる場を探すところから始まる挑戦。
大の音は、欧州でも響くのか―――

Amazonより引用

ヨンダリ
ヨンダリ
前作を読んでいるなら何も言わずに読むこと!

出典:BLUE GIANT SUPREME

「BLUE GIANT SUPREME」を読んで

今、話題のジャズ漫画です。

ジャズと聞くと、小難しそうな感じがしますね。

また、なんかつまらない、面白くない、おじさんが聞くヤツでしょ?というイメージがありますよね。

この作品は、それら全てを根底からひっくり返すほどのパワーをもった漫画です。

今までの音楽漫画だと、ほぼロックバンド主体でしたが、この漫画はどこまで行ってもジャズ。

海を渡っても、ジャズ。

生粋のジャズ漫画です。

 

このシーズン2はジャズの本場ドイツでの生活から始まります。

主人公のダイ・ミヤモト(日本人)が海外へ渡るところからスタートです。

ドイツでは河原でサックスを吹きながら、日々メンバーを探します。

「自分の殻を破れ」、「世界一のジャズマン」になるべく練習とメンバー捜しの日々。

見つかったメンバーは、皆、凄腕ではあるものの、曲者揃い。

気難しいピアノマンに、特定のバンドには属さない放浪のドラマー。

そして眼鏡美人のベーシスト。

曲作りとライブ活動の日々。

徐々にメンバーや周囲に実力が認められていき、アマチュアブルースマン主催のジャズフェスに出演したり、ピアノ動画でバズッたりします。

プロのバンドマンからも認められだし、徐々に有名になっていきます。

やがてバンドは運転手を雇い、ライブツアーに出かけます。

ツアーといっても、小さなボーリング場や場末のバーなどのドサ回り。

しかし、メンバーの絆は深まっていき、とうとう CD を出すところまでこぎ着けます。

レコーディングの仕方もこのバンドならでは。

ぶっ通し演奏の1テイク。

およそ、リアルではあり得ないレコーディング方法です。

しかし、エンジニアのねらいは、とにかくバンドの熱量や勢いを出すことでした。

果たして、このデビューアルバムは売れるのか?

乞うご期待下さい!

 


海外編ということで、ジャズといえばのニューヨークかニューオーリンズと思ったらまさかのドイツでした。

まっすぐで熱意があるところは変わらないダイ。ダイと出会う人は、ついつい大を助けてしまいます。

出典:BLUE GIANT SUPREME

ご都合主義ではなく、ダイの魅力によって周囲の心境が変化していくから起こる化学反応なのです。

「BLUE GIANT」では主人公の成長が1番の見どころではあったのですが、今後は周りが主役だと感じました。

ダイが少し大人になりました。前のシーズンより大人な雰囲気が感じられます。

まだまだ世界一には遠いが、「BLUE GIANT」に引き続き、偉大な人の伝記を呼んでいるようでドキドキもわくわくもします。

海外の文化の違いも描かれていて、それも見どころの一種です。

出典:BLUE GIANT SUPREME

とにかく、主人公ダイの熱い鼓動が聞こえてくるような漫画です。

今、夢を追いかけている人。

もしくは、何かに夢中になりたい人。

冷めきっていて、つまらない毎日を送っている人。

もしいたら、是非読んでみてください。

必ず、動き出したくなります。

そんな気にさせるジャズ漫画です。

 

ヨンダリ
ヨンダリ
相変わらず音が伝わるよ!

ストーリー

画力   

魅力   

笑い   

シリアス 

ヨンダリ
ヨンダリ
ヨーロッパに抱きしめられたい!

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