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真説・高校野球 PL野球部の全てを描き切る「バトルスタディーズ」がメチャクチャ面白い!

チラチラとレコメンドには出ていた漫画「バトルスタディーズ」

なんだか表紙の画が苦手でずっと食わず嫌いだったのですが、既刊15冊と言う事で(当時)ちょうど良いボリュームだし、観念して読んでみるか…とポチ。

バトルスタディーズの舞台はDL学園。

そうあの野球で有名なPL学園をもじってつけられた名前、それもそのはず作者は元PL学園野球部、という異色の人。

そんな元PL学園野球部の人が描くリアリティとは?

作者は元PL野球部のなきぼくろ先生

表紙で敬遠していたのに、わずか3ページほどで引きこまれることになりました。う~ん絵が上手い!

佐藤秀峰先生のテイストに似てる感じですかね。描写力が高い。

1話読んだだけでも分かるリアルさ。どおりで、作者は元PL野球部だったそうで、そりゃあ納得ですよね。

バトルスタディーズ1巻より

物語は主人公がDL学園に(PL)入学するところから始まります。

同期は18人。9人レギュラー×2セット、と言う意味なんでしょうかね。

設定としてちょっと珍しいのは、最初っから18人同期が顔見知りでそこそこ仲が良いと言う事。

中学時代から学校は違えどトッププレイヤー同士で交流もあったのでしょうね。「おう、久しぶり!」みたいなノリで、全員はじめから仲が良いです。ある程度性格や人となりも知っている様です。

恐らくスポーツの世界ではそう言うモノなんでしょうね。

読み手としては「俺の名前はぁ!」みたいなのが省略できて非常にスムーズ。テンポが良いって大事。

そんなこんなで入学初日、親同伴で寮やグラウンドの見学中の一コマで…

あるの!?ないの!?体罰、イジメ

さて、モチーフになっているPL学園。現在その野球部は活動停止中。理由は気になったら調べて頂くとして。

親御さんの一言。気になりますよね、そりゃあ。いろんな噂が当時からありますから。

ウロきてもうてる→狼狽えてしまっている、と言う事らしいのですが汗びっちょびちょ。

「寮生活が厳しいのは事実」とも。さて一体どうなる。

厳しいの象徴は「全寮制」の他に「先輩絶対主義」も。

はいでました指導員のパイセン。

家康、をはじめ迷言が飛び出しまくりでこの関西弁、クセになるw

DL学園のルール(規則)にビックリ

まあ、厳しい全寮制のルール・猛烈な先輩後輩の関係性、この辺をまとめた新入生ノート的な物を渡され、不安いっぱいの一年生。

そりゃ親御さんも心配です。で、まあ、早速一人逃げ出します。

って言うところまで、かなりテンポ良く物語は進行していくワケですが、コレが15巻まで発売されていたときに読み始めて良かった…と思うくらい次が気になるマンガ。

いやこれは、かなり面白いですね。

野球漫画と言えば

キャプテン・プレイボール等往年の名作から入った僕は、THE高校野球・青&春!みたいな世界観を幼少期にたっぷり楽しみ、

その後はあだち充先生の野球マンガにドはまり。

野球漫画ランキングで言えば

  1. ROOKIES
  2. クロスゲーム
  3. グラゼニ

な僕ですが、この「バトルスタディーズ」展開によっては上位ランキング入りを果たしそうな予感がします…。

16巻も発売されたことですし、今後が益々楽しみですねぇ。是非読んでみて下さい!

 

素でエグい:★★★★★

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