ヤバいです。
ヤバいとしか言いようがない漫画を読んでしまいました。
R12指定でも良いくらいの凄まじいいじめの描写・・・。
けれど続きが気になって気になって。
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重いテーマのため未読の人は読むときにかなりの覚悟が必要だと思います。
しかし読んでみると、ただの「いじめ」を描写した暴力漫画ではなくたくさんの事を考えさせられる漫画です。
「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」あらすじ
かつて、僕は悪魔だった。
半年間の失踪を経て、記憶の全てを失ってしまった高校生、斎藤悠介。
記憶喪失なりに平穏だった日常は、ある日、突然、破られた。
次々に現れる過去を知る者、復讐者たち。覚えのない咎で断罪される瞬間、死肉に突きたてた刃の、幻を見た。
━━さて。俺が殺したのは、どこの誰だ?
「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」を読んで
悠介は記憶喪失です。
そして記憶をなくす前には『悪魔』と呼ばれていました。
悠介が過去のことは覚えてないが「殺人を絶対に犯していない」、と言い切れるなら犯罪者にも殺人だけはしてはいけないという良心があったのか?との問いに親友(?)の会澤はこう答えます。
「僕らの遊びはあくまで相手の反応を楽しむのが目的・・・相手が生きているからこそ面白いんだ。壊しちゃったらそれはもう壊れた玩具だ。つまり殺人までいっちゃったらゲームオーバー」
怖い答えですね。

中学生だからできた事だと言って悠介は引越しを機に全てを忘れて普通の高校生として生活をする、とかって暴行をした一ノ瀬に告げます。

加害者悠介と被害者一ノ瀬の複雑な心理にも引き込まれます。
記憶をなくした悠介は普通だと思っていた自分がかつて悪魔と呼ばれるほどの極悪非道の行動をとっていたという記憶を取り戻そうと記憶の扉に向き合います。
それも一ノ瀬の打ち込んだ「罪悪感」という楔によって、だったのです

いじめを受けた人物たちの受けた傷は体にも心にも残っています。
復讐は何も生み出さないことをわかっていても復讐したい気持ちなど、いじめられた側の描写や気持ちにも注目です。
そして気になるのはタイトルの「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」
「僕ら」なんです。
「僕ら」という複数形に含まれているのは誰なんでしょう?
ストーリー
画力
魅力
笑い
シリアス
物語は佳境です。
注目しておいて損はなしです!
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「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」を読んだ人へおススメ
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