害獣のタッチやグロ描写、特殊性癖やマイノリティ問題を扱った話題展開など後ろ暗さが目立つダークファンタジー。
かなり好き嫌いの分かれる漫画ではないでしょうか。
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しかし、独特の世界観にはまる人も多いようです。
「亜獣譚」あらすじ
人が異形の獣と化す病、害獣病が蔓延する世界。
性格に難ありな害獣駆除兵のアキミア・ツキヒコは
害獣を追って入った森の中で衛生兵の美女、ホシ・ソウと出会う。
行方不明の弟を捜しているというソウに対し、
アキミアは驚くべき提案をもちかける。その提案とは――
『弟を助けてほしければ私と結婚して下さい』
という、あまりにも不条理なモノだった。人と獣の魂の慟哭を描く
異色ダークファンタジー、開幕。

「亜獣譚」を読んで
人間が魔物のような外見の「害獣」になってしまう。その害獣になるものには3パターンあり
・時間と共に害獣に変化していく者
・先天的に持つその性質を持って生まれてしまう人間と害獣のハーフ
・先天的にその性質を持っているが同時に「耐性」を持っていて、生きている間は人間→死んだ後害獣になる
という3種類のなりたちによる害獣や人間がいる世界が舞台です。
最初から最後まで暗い世界観が続くので、絶望感の中生きる人達の物語やダークファンタジー好きな人には堪らない物語です。
害獣駆除のプロになるための学校に通う学生が害獣を助けようとしたり、学校の教官に理不尽な要求を飲まされたり、その学生の姉が害獣になる感染症にかかってしまったりなど、色々な”暗い”人間関係も見られます。

「感染症や先天的な忌み嫌われる性質を持つ人間がどうやって生きて行くか」という部分にも焦点が当たっており、今後の話の展開が興味深いです。

ストーリー
画力
魅力
笑い
シリアス
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