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全部読んだ?【保存版】あだち充マンガ 感涙ランキングベスト5!

あだち充先生、ご存じですよね。ぼくらの年代(アラフォー)では知らない人はいないと思います。

イマドキの若い子は、あだち充先生も知らないで、ゾンビがどうしたゴキブリがどうした奇行種がどうしたの、趣がねえってもんです。

「なんだよ!あだち充なんて、どのマンガも登場人物の見分けがつかねえじゃn…あれ?こんな時間に誰か来た…?」

…。

 

さて気を取り直して!80年代スターダムをのし上がったあだち充先生の、数々の名作の中からぼくが厳選した、絶対泣ける!感動する!読み終わったら最低一時間は動けません!「脱力!感涙!ランキングBEST5!」を発表しちゃいますね。

第5位

みゆき 全12巻(1980年 – 1984年)

若松真人(16歳高校1年生)は夏休みに友人達とともに海辺の民宿にバイトに出かける。バイトには真人が憧れを抱く同級生の鹿島みゆきもいて自分に気があることを偶然知り、デートの約束にこぎつけるが、その直後ある勘違いをされてフラレてしまう。落胆する真人に友人たちは、海で見かけた美少女を誘うようにそそのかす。いい雰囲気になりデートの約束もしたふたりだったが、彼女は6年ぶりに海外から日本に帰国した血の繋がらない1つ年下の妹のみゆきだった。

あだち作品にしては珍しく「恋愛のみ」にスポットを当てたマンガ。主人公&ヒロイン×2という、良くありそうな三角関係だけど、名前が二人とも「みゆき」で、しかも片方は妹。設定からしてグイグイ引き込まれませんか?一発目のオススメです。

読み進めていくうちに、みゆきとみゆきの間で揺れる主人公の気持ち…。究極の2択の元祖がここにあります。

全12巻なのですが、最終巻、いや最終話には是非BGMをかけて読んでください。

出典:みゆき

しってます?H2Oの想い出がいっぱい

名作に名曲、これ以上無い贅沢がお部屋で出来ます。時間は夕方がベスト。読み終わって浸っているところで「ごはんできたよ!」と言われないように、下準備はしっかりしておいて下さいね!

第4位

ラフ 全12巻(1987年 – 1989年)

「ひとごろし―」の一言からはじまるストーリー。 埼玉県の私立栄泉高校水泳部に所属する大和圭介と二ノ宮亜美。2人の実家はともに和菓子屋で、祖父の代からライバル同士であった。最初は仲が良くない2人だったが、様々な出来事を経て、次第に惹かれ合っていく。亜美が兄のように慕う日本記録保持者の仲西弘樹と、圭介と亜美の三角関係は。 あだち充青春ラブストーリー

 

水泳青春マンガ。

仲間が良いんですよ、これは。もちろん、他の作品にも仲間やライバルは沢山出てくるんですけど、なんというかこの時期の作品にある「男気」「ニヒリズム」みたいなのが、とても格好良い。

シリアス系というか、別れもあるんですが全て飲み込んで背中で語る…みたいな!

ちょっとホンワカしている他の作品とは違った、あだちワールド前回の名作なのです。面白い!

第3位

H2 全34巻(1992年 – 1999年)

2人の野球少年と2人のヒロインの、野球にかける青春と恋を描く。大の親友であり、そしてライバルでもある国見比呂と橘英雄。2人はチームメイトの野田敦と共に中学野球で地区大会二連覇を果たすが、その後医師から比呂は肘、野田は腰にそれぞれ爆弾を持っていると診断されてしまい、野球を断念。英雄が野球の名門・明和一高に進んだのに対し、比呂と野田は野球部の無い千川高校に進み、それぞれサッカー水泳に取り組むことにしたのだが…。

あだち充先生で野球漫画と言えば、「タッチ」だろう!と言うお声も当然あるでしょう。そりゃそうです。

しかし!ぼくはあだち先生の野球マンガの最高峰はこのH2だと思っています。

まず、2人の名前、「英雄」と「比呂」。ヒロとヒーロー。

…。

ねっ?

 

主人公が個性的、主人公が才能有って格好良い。ってのは、青春マンガの王道パターンなんですけれど、この作品みたいに「敵味方」に分かれるって言うのはなかなか無いんです。

でしかも、英雄も比呂もどっちも味があって、どっちも応援したくなる。

「なんで同じ学校いかないんだよ!」って最初は思っちゃいました。叫んじゃいました。

野球と恋、どちらもライバルになるんですが、そこは二人とも主人公。読者によってどっちを応援するか、分かれるところでしょう。

34巻と長いんですが、スポーツマンがにありがちなダラダラ展開はあだち先生にはあまり見かけられません。サクサクと進んでいきます。そんなペースで34巻ですから、本当に内容が濃くて楽しめます。

これからの季節、春の大型連休も待っています。読んだこと無い人はまとめ買いして是非読んでください!

第2位

KATSU! 全16巻(2001年 – 2005年)

ふとしたことからボクシングを始めることになった里山活樹と、天性のボクシングテクニックを持つ女の子・水谷香月が繰り広げる、熱血!? 青春ボクシングストーリー。

これは、ボクシングマンガです。主人公とヒロインの名前が同じ「かつき」。5位にランクインした、「みゆき」もそうですが、こう言った「同じ名前」設定から描かれる作品内の小ネタには、いちいち「ニヤリ」とさせられます。ネタの宝庫ですね、この先生は。

ヒロインの香月ちゃん目当てで軽い気持ちで始めたボクシング。青春マンガですから当然ライバルは登場します。ボクシングのライバル、そして恋のライバル、お邪魔虫。

でもこのマンガが熱を帯びてくるのは、主人公の出生の秘密に父親が抱えるまさかの過去、折り重なる因縁などがフクザツに絡み合ってくるから。

まさかの急展開もあったりして、最後まで本当に面白い。読んでない人は、すぐに読んで欲しい。超オススメ。

あだち先生らしからぬ、と言ったら失礼ですが…そのくらいストーリーの妙を楽しめる、人間模様も楽しめる、名作です!

このマンガにあう名曲、誰か知りませんか?教えてください!

第1位

クロスゲーム 全17巻(2005年 – 2010年)

主人公はスポーツ用品店・キタムラスポーツの一人息子である樹多村 光(以下「コウ」と記述)。近所のバッティングセンターを営む月島家(父親と長女・一葉、次女・若葉、三女・青葉、四女・紅葉)とは家族ぐるみの付き合いであり、同い年の若葉とは特に親しかったが、その反面1歳年下の青葉とは犬猿の仲だった。

初めは野球に興味がなかったコウだが、青葉の投球フォームを見て憧れ、人知れずトレーニングを始める。そして小5の夏、若葉が突然…

一巻の急展開でケツ浮きます。

ぼくは一回読むの辞めました。

あだち作品でそりゃねえよ!と世の中に絶望し、コミックをぶん投げました。漫画喫茶だったので、そっ…とです。

悲しみから立ち返り、全巻読了したときに「最高傑作」だと確信しました。

野球漫画は野球漫画なのですが、人間模様ですねこの漫画の真骨頂は。

 

折角の第1位なので、もう少し細かいシーンや描写を交えて感想を書きたいんですけど、あのシーンもあのシーンも。あの仲間の一言も。思い出すだけで感極まって唇がワナワナしてきて嗚咽が漏れ、泣きそうなので無理でした。

もうちょっと涙目です。

 

 

さいごに

如何でしたでしょうか!?

「アレが入ってない!」「これはなんでなんだ!」いつか皆さんとも、そんな話で盛り上がりたいモノです。

だってぼくらは、皆あだち充先生を、愛しているから!

 

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